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~ノベル集~  1話完結集.長編集.

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9 - ずるいよ。 1話完結

♥

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2022年03月15日

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青黄、桃黄です。

関係性↷

青⇢黄の事が好き

桃⇢黄の事が好き

赤⇢青の事が好き(くっつかないので、青赤地雷な方も安心して〜)

黄⇢?



以上の事、理解した上でご覧下さい。



『ずるいよ。』





赤視点




ずるいよ、ずるいよ。






黄ちゃんは、ずるいよ…。












俺は青ちゃんが好き。


でも、彼は一生俺のことは見てくれなくて、


どれだけ努力して可愛くなろうが、

どうせなんにも意識して貰えないのだから自分が苦しむだけだ。


青ちゃんの視界には黄ちゃんしか写っていないみたいだから。

リレー生放送のペアを決める時も「黄くんと!!」って大騒ぎしていたし。



青ちゃんはね、黄ちゃんが好きなんだよ。

俺、青ちゃんと距離を縮めたくて、いっぱい話して、ついに、好きな人を聞いたんだ。



赤「青ちゃんって好きな人誰なの〜?」


いたずらっぽく。


青「え、//言わないでね…//」


青「黄くん…///」


赤「へ、ぇー!頑張れっ!」

青「ありがと…//」


あー俺の恋、終わったんだ。



初めからわかってた。

こうなる事は。

だって、

“前もだもん。”



3年前くらいは桃くんが好きだった。


でもそれも青ちゃんの時と全く同じ。


桃くんの好きな人は黄ちゃんだった。


やっと、諦めれて、青ちゃんに挑戦しようと思った。

でも、やっぱ無理みたいw…。


俺は黄ちゃんみたいになれないや。


もし、生まれ変われるならば、黄ちゃんになりたい。


俺の好きな人を虜にした人。

黄ちゃんに。


でも黄ちゃんは無自覚で、

自分が2人の人から想いを寄せられている事に気づいていない。


黄ちゃんはなんにも悪くはないよ?

これは運命。初めから決まっていたんだ。


黄ちゃんは色んな王子様からチヤホヤされる自然体ヒロイン。

俺はそのヒロインの親友。


俺も、ヒロインになりたかった。


黄ちゃんは天然で、優しいから、

俺が桃くんの事好きと言ったら応援してくれ、

俺が青ちゃんの事好きといったら応援してくれ、失恋したらそばにいて慰めてくれる。


でもね。黄ちゃん


その気遣いがもっと苦しいんだ。


そんなに俺に優しくしてくれるのであれば、

いっその事黄ちゃんを好きになればいいのか。


なんて考えても、脳裏には青ちゃんや桃くんが黄ちゃんを好きと顔を赤らめた時のことが思い浮かぶ。



じゃあ、俺はどうすればいいの。



わかんないよ。


ねぇ、黄ちゃん教えてよ。


教えてくれないなら、その立ち位置変わってよ。



ずるいよ。ずるいよ。


ℯ𝓃𝒹.


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