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グーテンモルゲン!あたしfem!多分16話!
二村 美晴
試験当日。昨日は十分に復習もしたし、何よりよく寝た。
心配なのはむしろ燕ちゃんと冬美である。燕ちゃんには向学心があるのだが、冬美はもう終わってるのである。
噂をすれば、冬美が登校してきた。
そうして冬美が最初に言った言葉は、
「試験の範囲はどこなのでしょうか?
私、気になります!」「教えるか、阿呆。それでごまかせると思うなよ、堕天使偽チタンダエル。」「罪などお貸しておらぬわ!」
「草も生えない。」「今後千年、草ーも生えない、砂ーの惑星((「黙れ。」「安心しろ、試験範囲分かってるから。」何こいつ、うぜえ。
殴り飛ばしてやりたい気持ちを、全神経で抑え込み、控えめに殴り飛ばした。
「ぶったね…!父親にも打たれたことないのに!」「君がこうべを垂れるまで、殴るのをやめない!」「ははー」「蹴るぞてめえ。」
なんてくだんねえことしてたら燕ちゃんが来た。
「何してるのー?」『ごっこ遊び。』「おお!楽しそうだわネ、いーれて!」
そうして誰もいない玄関前で遊びまくった。
テスト前になることでは無い。
その頃千蔭は教室でDynamicsをしていた。
そしてサラッと始まった期末試験。
私は、脳内でクレイジーバックダンサーズ流すくらいの余裕があった。あれ?割り算ってどうやるんだっけ?ああ!そうだこうして。オk
危ないところだった。
そんなこんなで解答用紙を埋め終わり、燕ちゃんはどうなっているだろうか?と考えていた。
こんな感じで、一日目の期末試験は、サラッと終わった。なかなか上手くできたと思いたい。