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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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?「ケヒヒッオレと〜遊んでくれる奴は居るのかなあぁあ?」


禍々しいまでの異様な狂気と殺気、不気味だこれほどまでに上機嫌で居られても此方としては対処に困る、そしてこんな化け物が出てくる等聞いていない


暁:(何なのコイツ!?以前あったのとは格段に違う!)

黒月:「おいおい・・・聞いてねぇぞ」

瑠征:「怖いんですけど!!?」


?「ケヒヒヒッ良いなぁ良いなぁ、その怯え様、もっと生を乞え!生にしがみつけ!」


秋夜:「おい誰だ!<カルマクラン>何か導入した奴!?」

翔:「面倒臭い・・・このままでも良いだろ・・・」


この空間内では死んでも復活出来るにしても、この<カルマクラン>と呼ばれた化け物は人間の生にしがみつく様を怯える様を見て楽しんでいる

その時暁の中で、何かが変わる感覚があった


暁:「・・・・・」


ゆっくりと顔を上げ、<カルマクラン>に視線を向ける


暁:「・・・賀樂兄さん、鉄パイプ・・・借りるね」

賀樂:(雰囲気が、違う・・・)


賀樂の所持していた鉄パイプを取ると、その場で強く床を蹴り<カルマクラン>よ方へと飛ぶ


?:「何だぁあ?お前が遊んでくれんのかぁあ?」

暁:「遊ぶ?笑わせるな、負けるのはお前なのだから」


まるで人格が変わったように話し、手に持った鉄パイプで殴りつける


?:「グハッカッ(何なんだぁあ?クソ痛えじゃねぇ〜かよぉお)」

暁?:「15年経って尚馴染んでおらんか、早く受け入れて呉れば良いが」


馴染んでいない、早く受け入れてくれ、と独り言又は世迷い言にも聞こえる言葉が並べられる、こう空間に居る全ての人が理解できぬ光景だった


暁?:「そなた<カルマクラン>じゃろう、試験の邪魔をするでない、引っ込め」

カルマクラン:「良いぞぉ良いぞぉ、次会ったら時は殺してやるからなぁあ」


そう言い<カルマクラン>は引いて行った、そしてそれを見届けた暁の様で、暁では無い人物?人格?も引っ込んで行った


暁:「・・・ん、んん?あれ何で私棒立ち・・・」


秋夜:「翔、アレ分かるか?」

翔:「・・・面倒臭いモン、抱えてんな・・・」


その後試験は何の問題も無く進み、兄弟達は生き残って試験が終わった後、暁は悶々と考えていた


暁:(試験の途中、何かぼんやりして体も勝手に動いてた様な気がする・・・アレは何だったんだろう・・・)

翔:「・・・大丈夫か」

暁:「翔さん、心配してくれるんですか?」

翔:「流石にな・・・そこまで考え事されてたら気にもなる」


そうだよねーと思いながら少しばかり愛想笑いで返す、「私は大丈夫ですよ」と言わんばかりに、だが無理が良くないと言われるだろうなと検討も付くがどうにも気になって仕方がない


暁:「私、そろそろ帰りますよ兄達も多分待ってますし」

翔:「ああ・・・この書類だけ持って行ってくれ・・・」

暁:「分かりました、では失礼しました」


そう言って書類を受け取り、連合を兄弟達と後にする


あの暁の様で暁では無かったアレは一体何だったのか・・・

















ーTo Be Continuedー







同じ刻を家族と共にある為に

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