すっかり盛り上がった股下を見せつけて、アメリカはこう告げる。
「ジャパン、give&takeだろ?」
──責任、取ってくれるよな?
「ひ…ぁ…やだぁ〜っ!」
有無を言わさぬその瞳に、日本はとうとうポロポロと泣き始める。
身を捩って逃げようとすると、嵌められた手錠が、カシャカシャと無機質な金属音を奏でた。
「やッ…善処すりゅ!検討するからぁッ!」
「俺知ってるぞ?ジャパンのそれは、NOだってな」
きゅっ♡
アメリカは、日本の胸の飾りを摘んだ。
慎ましく収まった桃色の頂は、アメリカの大きな手にすっかり埋もってしまう。
途端に、びくびくと体を揺らす日本。
「んあッ♡…く…ぅッ♡…やらぁッ…♡」
下着にじわっと温かいものが染み込む感覚で、日本は、自分が感じてしまっていることを悟った。
その甘美な刺激に悶えながら、日本は抗議の意味を込めて、涙に濡れた視線をアメリカに向ける。
「ほんとつれないな♡まあ、そこが良いんだけど」
「へぅ…ッ♡」
その視線を意にも介さぬアメリカは、日本の小さな頂を、親指で転がすように虐めた。
抵抗のためにジタバタしていた日本は、今度は快楽のために足を擦り寄せる。
「ひゃぅ…ッ♡んッ♡」
「こんなにアピールしてたのに、全く気づいてくれないんだからなぁ」
真っ赤に腫れ上がった乳首を、爪でカリカリと引っ掻くようにいじるアメリカ。
この刺激が一番キくらしく、日本は下手ながらも、腰をへこへこと揺らした。
「あぁッ♡それ…やッ♡やらッ♡」
「俺以外にも笑顔向けちゃってさぁ…俺ずっと、イライラムラムラしてたんだけど」
最後に、アメリカは日本の乳首を口に含んだ。
コロコロと飴玉を転がすように舐めると、日本は目を見開いて喘ぐ。
「なめちゃやッ♡…あぅッ♡♡」
「俺の気持ちに気づいてるのか知らないけど、無防備なジャパンが悪いんだからな♡」
薄く微笑むアメリカは、相変わらず舌で乳首を転がしながら、もう片方は爪でカリカリしてやる。
はしたない声が漏れ出るのが恥ずかしくて堪らない日本だが、拘束のために口を塞ぐことさえできない。
「ずっと抱きたかった。今夜、ようやく夢が叶う」
「うぁッ♡や゛ッ…ッ〜〜ッ♡ぃくッ♡イ、く…ッ♡」
快感を逃がそうとして腰を浮かす日本を、アメリカは心底愛おしそうに見つめる。
潔癖のはずの日本が涎を垂らして善がっているのだ、その姿はアメリカの劣情を煽る他ない。
そうしてアメリカは──トドメとばかりに、日本の乳首に歯を立て、ぢゅっと軽く吸った。
「ぁうッ!?ふ、ぁッ♡…んあぁあぁ〜ッッッ♡♡♡」
全身をふるりと震わせて、目をぎゅっと瞑ると、日本は思いっきり達した。
じゅわ、と生暖かいものが下着に広がった感覚に、日本は己の絶頂を理解する。
はふはふと呼吸を整えながら、恐る恐るスーツのズボンを見やると、案の定そこは色が変わっていた。
「乳首イキとか、感度すごいな」
「はーッ…はあッ…♡なん、れッ…♡」
感心したように笑ったアメリカと対照的に、日本は初の乳首イキに目を白黒させていた。
そんな彼を差し置いて、アメリカは再び、容赦なく日本の胸元にマーキングする。
ちゅッ♡ちゅぅッ♡とリップ音が響く度、ピリピリとした刺激が、日本の脳の報酬系をぶっ叩いた。
「ぁへッ♡ィ…くッ♡…い゛ッ♡〜〜〜ッッ♡♡♡」
「ははッ…痛いのでもイッちゃうんだな?」
「ちがッ…ぁあッ♡はあ゛ッ♡ちがうぅッ♡」
違う違うと否定している日本だが、アメリカに噛まれる度にビクビクと体を揺らしていては、説得力は皆無である。
とろっとろに蕩けた顔と、絶妙にはだけた衣服、くたりとチェアに体を預けるその姿勢。
あまりにも扇情的な日本に、アメリカはごくりと生唾を飲み込んだ。
「…さて、お遊びはこれくらいにするか」
「ぅ〜ッ♡ふぁ…?はッ…♡??あッ♡?」
しばらくして、アメリカに翻弄された日本は、すっかり出来上がっていた。
その様子を見たアメリカは、カチャカチャと日本のベルトを緩めると、ホックを外して、ジジジ…とジッパーを下ろす。
「へ…?」
途端、日本は──はっと目を見開いた。
もしかして…もしかして、この後、僕は──?
「──んッ!?やだっ!だめですっ!!」
「暴れるな暴れるな♡」
「それだけはやだっ!いやぁぁぁっ!!!」
次にされることを理解した日本。
バタバタと足を動かして最後の抵抗を試みるが、 力でアメリカに勝ることはできない。
強引にズボンとパンツを引きずり降ろされる。
取り去られた衣服は、無情にも床に放られた。
「やだっ!あっちいけっ!」
「上司に逆らうなんて、悪い部下だな?一から教育しないと♡」
べそをかいた日本は、アメリカを蹴ろうと足をバタバタ動かした。
しかし、残念ながら今の日本は、散々イかされて腰抜けになった、哀れな被捕食者の立場なのである。
無情にも両足首をつかまれて──がぱっ♡
大きく開かれてしまった。
「あっ!?!?いやっ!みないでっ!///」
「はぁぁぁぁ…………えろ…」
そうして、椅子の肘掛けに、足を乗せられた。
もう日本は、開脚したまま大事なところを見せつけることしか出来ない。
「ふ…ぅう…やぁ…♡」
くぱくぱと収縮する後孔は、たらぁ…と透明な液体を吐き出した。
その窄まりには触れられていないはずだが、ヒート中の彼の体は、すっかり雄を受け入れる状態となっている。
「ははッ、ドロッドロ♡これもう、ローション要らねぇな」
「なに…いって…?──あぅッ!?」
それを見たアメリカは、くちゅりと指を孔に突っ込んだ。
突然の異物に、困惑し叫ぶ日本。
無理もない、日本のそこは生まれてこの方、何かをぶち込む用には使われてこなかったためである。
要するに、俗に言う処女を守り抜いてきたのである。
「あったか…やべぇなこれ…」
「あぁッ…?ぁ…あめりかしゃッ…なんかへん…ッ…!」
「変じゃないぞ、気持ちいだけだ」
処女だけではない。
近頃は生涯童貞をも覚悟するほど、引っ込み思案な日本は、そもそも性経験すらない。
シャイボーイかつチェリーボーイだったのである。
「あッ…?は…ぁやッ♡やらぁ…ッ♡あめりかさんッ…」
それが、今やどうだ。
拘束されて、乳首だけでイキ狂い、挙句の果てに職場に嬌声を響かせているのである。
くちくちと後孔を攻め立てる指は、止まる気配を見せず、一方で日本も、その責め苦に快楽を覚え始めた──そして。
「──ぅあッ♡…へぅ?…んッッ♡♡そこぉッ♡♡♡」
「ふーん、ここか」
ぷっくりと膨れた、本来ならば触れられることのないはずのそのしこり。
そこに触れられた刹那、日本は腰を突き上げて、喉奥から啼き声を絞り出す。
「んぁッ♡?♡♡や゛ッ♡♡そこむりッ♡あ゛〜ッ♡」
「きもちーな、ジャパン♡」
「あ゛ッ♡うんッ♡きもちッ♡はぁ゛ッ♡♡」
すっかり堕ちきってしまったのか、あんなにイヤイヤしていた日本は、素直に気持ち良いことを認め、喉を晒して喘いでいる。
ようやく見つけた、と言わんばかりに唇の端を吊り上げたアメリカは、その前立腺を、奥にぐっと押しこんだ。
ぐりッ♡
「ひゃ、ぁぁぁあぁああああぁ〜〜〜〜ッ♡♡♡」
ガクガクガクガクッ♡
腰を揺らし体を震わせ、足をピンとはった日本は、空前の快楽に脳を溶かす。
初めての中イキに、痙攣が止まらないようだ。
「んぁッ♡んぁあッ♡♡♡イ、きゅッッッ♡♡♡」
日本の陰茎から、ぴゅくッ♡と可愛らしい音を立て、濃い精液が綺麗な弧を描いて飛び出す。
彼の後孔は、アメリカの指を咥え込み、健気にもきゅっきゅと締め付けていた。
「えっろ…」
「はーッ♡…はあッ♡んんッ♡」
快楽に溶けた瞳に、涙と涎でべちょべちょの顔。
自身の精液を被った真っ白な腹に、鼓膜を揺さぶる甘い甲高い声。
「はは、もう我慢できねぇわ♡」
ぺろりと舌なめずりしたアメリカは、早急に指を引き抜き、代わりに自身を取り出すと、ぴとりと日本の菊門にあてた。
透き通ったブルーアイズに、肉食獣が餌をロックオンした時のような、ギラギラとした光が宿っている。
「ようやく一緒になれるな、ジャパン♡」
「ぁ…」
日本は、悟った。
あ、食べられる、と。
どちゅッッッ♡♡♡
「へ…ぁッ…♡──や゛ぁああああああッッッ♡♡♡」
勢い余って、最奥まで貫かれた日本。
海老のように反り返った日本は、アメリカの噛み跡が散りばめられた胸元を見せつけて達する。
初めてだと言うにも関わらず、アメリカの凶悪的な肉棒を突っ込まれた日本は、一気に結腸まで犯された。
「は…ッ♡ジャパン…」
「んあぁあッ♡♡おっきッ…♡イくッ♡イきましゅッ♡」
ぞりぞりぞり、とアメリカが腰を引くと、血管の浮き出た巨根が、日本の狭い道を削る。
「ははッ…やべぇ♡」
「やッ♡〜〜ッッ♡♡しぬッ♡しんじゃうッ♡♡」
一杯一杯なのは、日本だけではない。
日本の肉壁が、最後の一滴まで搾り取ろうと食いつくものだから、アメリカも耐えるのに必死だった。
「ジャパン…ッ…締めすぎ、だッ…」
「そんにゃッ♡わかんにゃぃッ♡あぁあッ♡♡♡」
額の汗をぬぐったアメリカは、すっかりオスの顔で笑った。
そしてアメリカは、自分のモノの首筋に、新たな歯型を刻み込む。
かぷっと噛みつかれたり、ぢゅうっと吸い付かれたり、それはまるでマーキングのようである。
「あ゛ッ♡い゛たッ♡〜〜ッ♡♡♡」
「痛いのにイってるんだな♡この変態が♡」
幸いにも、椅子に座って行為に及んでいるため、うなじは隠され噛まれることはない。
「ふきゅッ♡…ぅくッ♡…ゃああッ♡♡」
ずちゅんッ♡ぐぽっ♡どちゅ♡
日本のものより、一回りも二回りも大きなそれが腹の中を行き来する。
日本の薄い腹はぽっこりと膨れ、アメリカの形がくっきり分かるほどであった。
ぐぽんッ♡♡
「ッ〜〜〜〜〜〜ッ♡♡ひ、〜〜〜ッ♡♡♡」
ついに声が出なくなった日本。
出なくなったものは、声だけではない。
精液すらも枯渇して、今や潮を噴いている。
ぷしゃッ♡ぷしゃぁッ♡♡
「So cute♡メスイキして♡本当に可愛いな♡」
「あ゛ッ♡んんんッ〜〜〜〜〜ッ♡♡♡ぁんッ♡♡」
どちゅ♡ぱちゅ♡という淫らな水音と、アメリカのマーキング音が響く。
最奥を亀頭でコツコツ♡とノックされて、敏感な肌のあちこちに噛みつかれる。
悲鳴に近い喘ぎ声を上げる日本の腰を、アメリカはラストスパートだというように抱きかかえた。
「ッ、ジャパン、俺のこと好きか?」
「んぅッ♡すきぃッ♡すきッ♡」
アメリカが腰を揺らす度に、日本の視界はチカチカと瞬く。
もはや何を聞かれているのか分からないけれど、自分の返事にアメリカが笑ったから、日本は何だか幸せな気持ちになった。
「んあ゛ッ♡あめりかさッ♡♡ん〜ッ♡♡」
ぎし、ぎしと椅子が悲鳴をあげているが、それはもう、行為を盛り上げる一因でしかない。
そんな中、大きい波が来る──そう悟った日本は、ぐしゃぐしゃの顔で微笑んだ。
「あめりかしゃ…いっしょ…イこッ♡」
「ああもうッ♡まじで可愛いなッ♡」
「んッ♡♡」
顎を引き寄せられて、強引に口づけられる。
その間も、律動は更に速まっていく。
上の口も下の口も、アメリカで満たされて。
「あ゛ッ…ぁあッ♡ッあ゛♡すきッ♡」
「おれも、ッ愛してるッ」
どちゅんっ♡♡
アメリカが大きく腰を打ち付けた瞬間。
「あぁああぁあぁぁあッ〜〜〜〜ッッッ♡♡♡」
「…ッ♡」
日本の奥に、熱いものが注ぎ込まれた。
ちかっ、ちかっと視界は点滅して、腰は意図せずかくかくと震える。
アメリカの腕の中に絡め取られて、長い射精が終わった後も、日本は暫く、最奥にマーキングのように肉棒を擦り付けられていた。
「You’re my love, Japan…♡ 」
貴方は私の全て、だなんて、とっても重い気持ちを伝えられたような気がしたけれど。
アメリカの囁き声と共に、日本はふっと、意識を失った。
コメント
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大好きです!出来ればイギリスの相手リクエストなんですけどフランスはダメでしょうか?!あと他の国との奴も見てみたいです!