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噂の先輩
BL 下手 桃青注意
.୨୧____________୨୧.
青視点
高校に入学して1週間。
僕は家庭科室の場所を間違えてしまい、急いで向かっているが、間に合わさそう。
青「はぁ…はぁ…ッ」
中央階段の前を通ろうとした時…。
桃「ぉわ…っ、」
青「わ…っ!」
先輩とぶつかってしまった。
この人は───。
有名な百瀬桃先輩だ。
学校1イケメンで、ファンクラブまであって知らない人はいない。
そんな大人気の人にぶつかってしまった。
青「ごめんなさいっ!」
桃「…っ、ごめんっ!」
桃「大丈夫?」
そういいながら先輩が手を差し伸べた瞬間。
僕の心臓がドキッとした。
さすが、学校1のイケメン。
瞳に吸い込まれそうなくらい、かっこよかった。
青「ぁ、…ありがとうございますっ」
差し伸べてくれた手を取る。
桃「…名前は?」
青「青…です」
名前を言って気づいた。
────授業に間に合わない。
僕は慌てて走った。
青「やばっ、授業間に合わないっ!」
「ごめんなさい、失礼します!」
一礼して走り出す。
間に合え…!
ギリギリ….間に合った..?
その家庭科の授業は、先輩のことで頭がいっぱい。
ずっとぼーっとしてて、怒られてしまった。
*****************
その日の放課後。
僕は未だに友達が出来ていない。
だから1人で帰ろうとしていた時。
桃「…あ、青っ」
後ろから声を掛けられた。
声までイケボだ。
青「…桃先輩」
桃「あれ、俺の名前知ってんの?」
この人、有名な自覚が無いのかと少し疑う。
青「知らない人居ないですよ」
桃「まじ?てかさ〜俺も今日帰る人居なくてっ!」
「一緒に帰らん?」
距離の詰め方が異常な人。
でも、少し喜んでいる自分がいる。
青「…いいですよ」
桃「よっしゃ〜っ!」
*****************
桃「…青ってさ、」
「部活入る?」
青「入りますよ、」
桃「え、もしかしてサッカー部だったり〜??」
青「え、そうですけど…」
まさかの当たり。
衝撃で『え、』と言ってしまう。
桃「がちっ!?」
「俺サッカー部なんだよ〜!」
やった、先輩と一緒だ。
何を考えているんだろう…僕。
先輩と話すと…なんだか心臓がドキドキする。
なんの気持ちだろう。
青「…よかったです」
桃「え、俺と部活一緒で嬉しいの?」
青「…あ//」
素直に言ってしまった自分を悔む。
恥ずかしくてたまらない。
桃「ふふ….俺も嬉しいよ?」
「あんまり仲良い人とか、後輩とか居ないから青と仲良くなれそうで嬉しいっ」
微笑みながらしれっといいことを言ってくれる先輩。
顔がカァーっと赤くなるとが分かる。
青「そう…ですかっ//」
顔が赤いのがバレたくなくて、顔を背ける。
桃「なーに、照れてんの?笑」
青「…っ//」
「うるさいですっ!」
青「僕も、嬉しい…です、からっ//」
桃「…そっか、よかったよっ」
*****************
今日はなんだか一段と疲れたから早く寝ようとベッドに入った。
ぴこんっと頭の上で音が鳴る。
スマホに通知が来た。
それに続けてぴこっぴこんっともう2件くる。
こんな時間に誰だろう。
青「…先輩…っ!?」
まさかのさっき交換したばっかりの先輩。
通知を見てみる。
『そういえば5日後から部活始まるよ』
『明後日までに入部届け出してねー』
『あと明日から青んち行くから学校一緒にいかね?』
とりあえず上から返信…
『入部届けは明日持っていく予定です』
『一緒に行きたいのであれば公園で待ち合わせればいいと思います』
わざわざ家に来てもらうのも申し訳ない。
1度画面を閉じたあと、ぴこっぴこっと2件来る。
『いやいいよ』
『通り道だから青んち7時30分くらいにいくね?』
それも一理ある。
今回は甘えさせて貰おう。
『ありがとうございます』
『おやすみなさい』
早く寝たかったため、会話を切り上げる。
また通知が来たが、きっと『おやすみ』
ときているだけだし、無視して良いだろう。
*****************
ベッドに入って10分後位だったが、先輩のことが頭から離れ無さすぎる。
先輩といるとずっとドキドキする。
初めての感覚。
もしかして僕、先輩のこと好きになっちゃった?
違う、違う…と思い込んでも、頭に思い浮かぶのは笑顔の先輩の顔。
青「…僕、ほんとに先輩のこと好きになっちゃったんだ…っ//」
そう考えると、毎朝先輩と登校できるのはすごく嬉しい。
顔が赤く、心拍数がすごいことになっているけど、布団に潜り込んで無理やり寝ることにした。
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𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎⇝♡1500