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その日は休みだった。
女性陣はみんなでヨガをすると言っていたので、男性陣は車で出かける事にした。
「どこに行く?」
俺はハンドルを切りながら、みんなに聞く。
「そういえば、アレは買いましたかな?」
ダスティがふいに尋ねた。
「「「アレ?」」」
何だろう?と首を捻る、俺、ジョーカー、ゾード。
「ホワイトデーのお返し、であります。
女性陣は待っているのでは…?」
「!!!
それだぁぁぁ!!!」
俺はショッピングモールに向けてハンドルを切った。
♦︎♦︎♦︎
ショッピングモールは賑わっていた。
やはり、みんな考えている事は同じらしい。
男性陣はやけに女性向けのショップに出入りしている。
「じゃ、ここで待ち合わせ解散しよう。
2時間後に集合な。」
そして、俺はまず、時計を見に行った。
ホワイトデーなら、食べ物かな?と思ったが、5倍返しが鉄則らしいからなぁ。
という訳で腕時計なら文句あるまい、と言う事だ。
えーと、バニラには、ベイビーCの時計を、ミアには銀のチェーンの時計を、サニー…は寝起きが悪いから、置き時計でいいか。
山野はしっかりしたデジタル時計を。
「お客様〜?
アップルウォッチもおすすめですけど〜…?」
手にたくさんの時計を持つ俺に店員が言った。
アップルウォッチ!?
確かに喜ぶだろうけど、それじゃ、100倍返しだ!
流石に無理!
一兆円の神託の鏡を買ったのに、そこはケチになる俺。
そして、時計を4つ買い、集合場所に戻った。
「ジョーカー、お前なんだそれ!?」
ジョーカーは人の大きさほどもある包み紙を抱えていた。
「巨大ぬいぐるみだよん♡
バニラ絶対喜ぶv (^^)」
「かもしれないけどさぁ…」
大きすぎじゃね…?
そして、俺たちは屋敷へと帰った。
「ただいまー!」
「おかえりなさい!
今日は中華料理ですよ!
お風呂先に入ってください!」
ミアがにこやかに出迎えてくれる。
そして、風呂に入り、中華料理を食べつつホワイトデーのお返しをした。
「まぁ、可愛い時計!」
「バニラこれ、欲しかったのー!
ありがとう!」
「サニー目覚まし時計…?」
サニーがじぃっと目覚まし時計を見つめる。
「バニラ、巨大ぬいぐるみだよ★」
ジョーカーもバニラにプレゼントする。
「わぁー!
一緒に寝るんだー!」
バニラは大喜び。
ゾードはアロマなど、ダスティはお菓子を渡して、その日のホワイトデーは無事に終わった。
ダスティの一言が無ければ血を見たかもしれないな。
そう思った。
そんなホワイトデーの一日中だった。