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雨宮 らいむ . 🍋🟩
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どうもこんにちは腐女子まる(仮)です
いやーめっちゃいい人がいまして頑張って描きますから是非見てください
それではどうぞ
それではスタートあまり期待しないでね☆
「おい、今日の実験体は、妙に大人しいぞ。麻酔がまだ残ってるのか?」
「さあな。だが、暴れないなら好都合だ。早く首輪(カラー)をハメろ」
白く無機質な研究所のある部屋。白衣をきた研究員たちの声を、シェドレツキーは冷めたように聞いていた。
彼はゾンビだ。人の理性を失い、ただの凶暴性だけを抱えた怪物。普段なら人間が近づくだけで防弾ガラスが割れんばかりに大暴れし、肉を求めて喉を鳴らす。
しかし、今日のシェドレツキーは違った。鉄の首輪を嵌められ、太い鎖で繋がれても、獣のような声をあげない。それどころか早く外に行こうとせっつくように自ら一歩を踏み出した。
彼には知性はないはずだった。けれど、本能が覚えている
「散歩中」の時間だった。外の空気を吸うあの一瞬だけが、この退屈な世界での唯一の気晴らしだった
ガシャ、ガシャ、と重い音を立てて鎖が引かれる。研究員に連れられ、薄い夕暮れの街へと連れ出されたシェドレツキーは、いつものように不機嫌そうに歩いていた。すれ違う人間たちは、鎖に繋がれた彼を見て悲鳴を上げ、逃げ惑う。彼らに取ってシェドレツキーは「肉を食らう化け物」でしかない。
しかし、ある薄暗い路地裏の角を曲がろうとした、その時だった。
風が見慣れない匂いを運んできた。
人間の血の匂い。だけど、何かが違う。酷く冷たくて、だけど甘い、奇妙な「死」の気配。
シェドレツキーの足がピタリと止まった
「おい、どうしたシェドレツキー!歩け!」
研究員が鎖を強く引くが、ビクともしない。彼の視線は、ゴミ箱の陰、薄暗い路地裏の奥に釘付けになっていた。
そこにうずくまっている影があった。
グレーのパーカーのフードの深く被り、周囲を拒絶するように小さくなっている少年。
その姿を見た瞬間、シェドレツキーの脳内で何かが決定的な「バグ」を起こした。
(……あ、)
ゾンビの視覚が、少年の隙間から除く顔をみると驚いたことに、その少年の片目には、真っ黒な眼帯か当てられていた。
そして、フードの隙間からこちらを見上げた、もう片方の「腐った目」。
それは人間のものではなかった。変色し、すでに「ゾンビ化」が始まっている、怪物の瞳。
(お前も…こっち側、なのか?)
少年Builermanは、人間社会に紛れて必死に生きていた。人を食べたいと言う事はない。理性を保ったまま、けれど身体だけがじわじわと化け物になっていく恐怖。いつ人間にバレて排除されるか分からない孤独の果てに、彼はその路地裏で震えていたのだ。
二人の目が、真っ直ぐに合う
その瞬間、シェドレツキーの胸の奥、もう動かないはずの心臓が、ドクン、と熱く跳ね上がるような感覚を覚えていたのだ。
これまで、人間を見れば「喰らうべき肉」としか思えなかった。
けれど、この眼帯の少年を見た瞬間、湧き上がってきたのは食欲ではない。
愛おしい。守りたい。俺だけのものにしたい。
それは、ドロドロとした、けれど純粋な「一目惚れ」だった。言葉を持たないゾンビの全細胞が、Builermanという存在に恋をしていた。
「ア、ァ……!」
シェドレツキーの喉から、歓嬉の、そして切ない枯れた声が漏れる。彼はたえきれず、
Builermanに向けて、大きな手をいっぱいに伸ばした。鎖が厳しく火花を散らす。
しかし、言葉を持たない彼の精一杯のアプローチ
は、Builermanには届かない。
「ひっ……!」
Builermanの目が、恐怖に大きく見開かれた。
眼帯の裏の傷が、シェドレツキーの視線に反応してズキズキと痛む。Builermanからすれば、目の前に現れたのは、鎖に繋がれた本物の、凶暴なゾンビだ。自分の秘密(ゾンビ化)がバレて、食べられる為に襲われそうになっているのだと、完全に勘違いしてしまった。
「う、うわあぁッ!」
Builermanは立ち上がると、フードを抑え、路地裏の奥へと走り去ってしまった。息を切らし、必死に化け物から逃げるように。
「ア、アアァ……!」
伸ばした手は空を切った。
逃げていくグレーの背中を見送りながら、シェドレツキーは喉の奥で悲痛な音を鳴らす。
「おい、急に暴れやがって!帰るぞ!」
研究員達に力任せに鎖を引かれ、無理矢理研究所へと連れ戻される。
拒絶された。怖がられて、逃げられてしまった。ゾンビだから涙は出ない。けれど、シェドレツキーの胸は、ちぎれるほどの切なさで満たされていた。
それでも、隔離室の冷たい床に座り込んだシェドレツキーの頭の中は、あの子(Builerman)のことでいっぱいだった。あの眼帯。濁った綺麗な瞳。残された微かな甘い匂い。
(また、あの子に、会いたい)
もう動かないはずの心臓に宿った恋の炎は、冷めるどころか、ますます激しく燃え上がっていく。
明日も、明後日も、あのお散歩の時間が待ち遠しくてたまらない。
シェドレツキーは床に転がっていたオレンジ色のプラスチックブロックをぎゅっと握りしめ、まだ見ぬ次の「デート」を夢見て静かに喉を鳴らすのだ。
(第1章終わり )
どうでした?投稿遅くてすみません
ここからどんどん繋がって行くので伸びてくれたら嬉しいです
後♡100ありがとうございました。
私の消えたアカウントの作品も見てくれたら嬉しいです
ありがとうございました次は♡100位で出します
まぁ冗談だけど♡10位で大丈夫です出来ればコメントよろしく
バイバイ(^_^)/~~
コメント
3件
うわ!!!!!!!好きすぎる!!!!なんか描くのさらに上手くなってる💕💕💕😭✨✨めっちゃ楽しみ…!!👀👀👀🥰
わあ、第2話、めっちゃ良かったです…!「ゾンビ×ゾンビ」のこのすれ違い感、もう胸がギュッと締め付けられました。シェドレツキーが初めて「食欲じゃない」衝動に駆られて手を伸ばすシーン、めちゃくちゃ切ない。理性がなくても本能で恋をするって設定、すごくロマンチックだなと思いました。Builerman君が逃げちゃうのも、彼の立場からすれば当然で、なおさら二人の行く末が気になります。オレンジのブロックを握りしめて「デート」を夢見るラスト、ゾンビなのに愛おしすぎます…!続き、めっちゃ楽しみにしてます!