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Sakey
まだ、”相棒”?①
今野side
AM 7:00。
俺はずっと眠れずにいた。
脳裏に浮かぶあの人の顔。
、、、ずっと、掻き回されたまんまで。
矢花は、俺を「相棒」、
あるいは、「仲間」、
としか思っていないのだろう。
そんな事を想うだけで、
胸がきゅっと、締め付けられる。
今すぐにでも抱きしめたい。
駆け寄ってキスをしたい。
そんな、叶いもしない妄想の中、
俺はリハへの準備をする。
鏡の前、
寝不足のせいか
いつもより顔は白く、
血の気が引いて見える。
そんなことをお構いなしに
一人で家を出る。
2人で仲良く行けたらいいのに
なんて、そんな言葉は押し込んで
歩き始めた。
事務所の廊下。
少しばかりの眠気を押し殺し、
ふらふらと歩いてく。
今野)っあ、
突然、視界が揺らぐ。
壁を掴もうとした手は滑り落ち、
床まで倒れてく感覚に身を任せ目を閉じた。
矢花)、、っ、危ねぇ!
、、、それを引き止めたのは、
いつも感じていたい、
でも、今は近づいて欲しくない人の体温。
今野)、、、離してよ、!
矢花)離せるわけないでしょ!
こんなふらふらで、
今野)、、誰のせいか分かってんの、?笑
矢花)、は?
今野)あっ、、
矢花side
、、どういうことなんだ。
「誰のせいか」、?
こんぴーが誰かに何か、、、
いや、違う。
文脈的に「誰か」じゃない。
何故か胸の鼓動が速くなる。
ドキドキしてる。
こんぴーは、ただの「メンバー」で、
「相棒」なはずなのに。
今野)も、いいから、
矢花)、、、じゃあ、
誰のせいなのか教えてよ。
こんぴーが目を逸らす。
今野)、自分で1番分かってるでしょ、、?
矢花)こんぴーの口から聞きたいの。
今野)、、言わせんなバカ、!
矢花)、んっ、ぅ、?!
こんぴーの顔が近づく。
俺の唇に感じる柔らかい感覚。
今、俺、こんぴーと、、、
今野)これでわかった?
矢花)、ぁ、、
今野)、、っ、俺今からもっちゃんと
音の確認するから。
矢花)、、、あっ!ちょっと!
今野)っ、なんだよ
矢花)今のって、、、
今野)、、忘れろ、バカ
コメント
1件
最高過ぎます!!!!