テラーノベル
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鈴「まだ卒業できないって、何をしたのよ? 」
兼「いやだ…卒業、したくない…」
彼女は今まで仲の良かった友人と離れるのがよっぽど苦しい事のようだ。だから卒業したくなかったのだろう。でも仕方ないよ。みんながみんな君と同じ人生を歩むのではないから。まだ応援する気になれないってだけかな。
川「人間は別れから成長するんだよ。里親を離れた小鳥のように。」
小鳥の生き方と卒業生を一緒にされるなんて少しどころじゃないくらいびっくりした。声が出そうになったもんな。
兼「もう…あえなく…なっちゃう…」
川「離れていても、忘れはしないさ、たぶん。」
文末が「きっと」の方が良かった、なんて思ってるのは俺だけじゃないだろう、読者の方々。
兼「この学校の設備が好きなのに…桜も、教室も…もう会えなくなるんだね…」
窓から桜が見える黒板アートされた教室なんて卒業式以外で見ないと思う。それもあって悲しく、より悲しくなっちゃうんだな。
…と、そこで白金ホワイトくんが彼女に耳打ちをした。
白「………」
兼「…うん…。」
白「もうこの学校とお別れか〜寂しいな。しょうがない。いつまで居たって悲しくなるだけだ。帰ろう、兼。」
兼「うん…。」
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ホワイトと兼はそう残した。その後、2人から連絡が届く事はなかったが…
「真町 鶴尾」
カウンセラーを仕事としている。
「市海 熱斗」
鶴尾の彼女らしい。
知らないうちに名前の知らない2人と連絡がつながっていたのだった。
鶴「これでまた新入生だね。それにしても兼…いや、熱斗。青緑の髪なんて派手だねw」
熱「べつにいいでしょホワイト、いや鶴くん♡もう一回、この学校にいられるの嬉しい!!」
ーfinー
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エージェント67
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