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11月の中半…
しんとした 帰り道
沈黙を破ったのは さひくんだった。
さひ│○○寄り道しよ。
って。不器用なりに伝えてきたさひくん。
もちろん私の答えは
○○│いいよ…！
だった。
数分歩いて 着いたのは、
…今いる所。
そう。海だった。
ダラダラ と 海に近づく私達。
靴と靴下を脱ぎ 足だけ海に入る。
冷たかった。 足が 凍りそうだった。
さひ│…○○は海好き、？
隣に いるさひくん が 私に問いかけてきた
○○│うんっ！ 私海だーいすき！
○○│ほら、私の苗字 …！
『海 って 漢字入ってるでしょ!?』
○○│なんだか、似ててだいすきだよ！
○○│あと、なんだか落ち着くから！！
って。ざっくりした 回答 を
していたような気がする
さひ│そっか…笑
さひ│○○らしいわ、笑
さひくん の性格は 昔も今も変わらずだった
変わった所を見つける 方が難しいぐらい。
ぜんぜん変わらない さひくん。
そんな彼に惚れたのまさにこの日だった。
○○│さひくん寒い、笑
私がそんなわがままを言って
さひくん のこと困らせたよね、笑
さひ│そやな、寒いな。笑
って、少し浮かない顔をして言う
さひくん。 なんだか その場面が
今でも頭にこびりついて離れないの
だけどね
さひ│でもさ、
さひ│○○と海来れたし、!笑
さひ│俺は別に、寒くてもええわ笑
そう言い放つさひくんに、
わたしは好きという感情を抱いた。
私、いつまでも単純でしょ?笑
でも、不器用なりに色々してくれる
さひくん が誰よりも好きだよ
10年 の 片想い 長い長い片想いだよ。笑
𖤐 七海 ○○ （Naumi ○○）
✶ . 年齢 : 17歳 （高校 3年 ）
✶ . 好 : 海 ﾄ さひくん
: 朝光 と 幼馴染 で仲がいい
𖤐 濵田 朝光 （Hamada Asahi）
✶ . 年齢 : 18歳 （高校 3年 ）
✶ . 好 : 母が作ったグラタン ﾄ ｰｰｰｰｰｰ
: ○○とは まだ 幼馴染
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