とある街の道
インカ
「今日の収穫は”これ”か…」
「どれどれ…✨」
そういうと手に持っている札束を、1枚1枚めくりながら、黙々と数え始める
インカ
「お、案外あんじゃん、!✨」
この少女の名前は”インカ”
火事場泥棒で有名な謎の少女。
この少女は本来、仲間2人を連れているはずなのだが、今日は違うようだ
インカ
「たまには1人でやるのもいいね〜!」
そう言いながら街外れにある、小さな公園に着くと、目の前にある鉄柵の上に座る。
インカ
「さぁ次はどこで”起こる”のかな〜?✨」
言い終わると同時に、1度目を閉じ、大きく見開く。
すると、少女の目の雰囲気が変わる。
その姿こそ、この少女の”本来の姿”なのである。
しばらくして
インカ
「…!もうすぐだ✨」
大きく見開いためを輝かす。
インカ
「もうすぐ…もうすぐで火があがる…!✨」
喜びに満ちたその時
「ガシャンッッ」
インカ
「え?」
少女の座っていた鉄柵が崩れ、そのまま少女の身体ごと真っ逆さまに転落してしまったのだ。
この小さな公園は町外れの少し高い山の上にあり、人が落ちれば骨折、あるいはそれ以上の大怪我をすることなる。
インカ
「う、うそでしょ?」
「…こんな”キケン”今まで感じたことない、」
そういうと少女は、そのまま目を閉じ、最後、
空に転移されたのである
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!