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移動させた出佐小説2です。
◤◢◤◢注意◤◢◤◢
・🔞
・キャラ崩壊気味
・創造まみれ
・佐鳥目線
_1月1日、午前1時過ぎ、危険区域内。おれたちは近界民と闘っていた。去年の今頃といえば…同級生に”あけおめことよろ”とメールを送っている頃だろう。なのに、今年は防衛任務。
なんでこんな朝方に防衛任務をしているのか。それは年明けてすぐにボーダーからメールが来て、急遽防衛任務に来るようにって言われたから。んで、今回は量が異常に多くて嵐山隊と太刀川隊の合同防衛任務になった。本当に困った…色々と。
「佐鳥〜!」「あ”〜もう!佐鳥了解ぃ!」
恋人の出水先輩に呼ばれて、イーグレットを構えて標準を合わし、近界民のコアを狙い撃つ。弾はコアに一直線。そして光と共に爆発した。
「ナイス」「…らしくないですよ」
地面に着地すると先輩は右手をグーにして出してきた。グータッチかな、らしくないなぁ、と思いつつも、先輩に触れれる事が嬉しいから素直にこつん、とグータッチをする。
「じゃあおれ瓦礫の後ろ行きます」「あいよ、表はおれに任せとけ」「お願いします」
そうしてイーグレットをしまい、瓦礫の方へ行こうとすると出水先輩の後ろに近界民を捉えた。
「ッい、出水先輩!後ろ!!」「あぁ?」
何故気付かなかったのだろう、大きな近界民がこちらを覗く。おれはおどおどして少し足が竦んでいるのに、当の本人である出水先輩はにやり、と弧を描いた。
「…へぇ…面白いじゃねぇの、やらしい襲い方すんぜ」
いつもの笑顔を浮かべて、掌にトリオンキューブを出す。キン、と切り刻んだアステロイドの光が出水先輩に当たって、ギラついた目が微かに見えた。
「は、わぁ、…!!」
久々に見た出水先輩のアステロイドはやっぱり相当な威力で、腰が少し抜けて腑抜けた声まで出してしまう始末だ。
「なんて声出してんだよ」
ははは、と出水先輩が豪快に笑うと、なにかに気づいたみたいで回りを見渡す。
「…お?もう終わりじゃねぇ?」「え?」
そう言われおれも回りを見渡してみる。そういえば確かに、あの異常な数の近界民は残り数体になっていた。
「ほんとだ」「…あ、太刀川さん達が倒したな、終わった〜…!!」
ぐぅっ、と伸びをする出水先輩。おれもはぁ、とでかい溜め息を吐く。そうすると嵐山さんと太刀川さん達がこっちに来る。
「お疲れ様!」「お疲れさーん」「お疲れ様です〜…」「2人こそお疲れっす」「よし!今度なにか奢るぞ!」「うぉっマジすか!!嵐山さん太っ腹!」
そうして色々話をした後、解散という事になった。
***
帰路。はぁっ、と息を吐けば真っ白い煙が目に入る。季節を感じた。
「寒いねせんぱぁい…」「おう…」
緊急の防衛任務だったから、マフラーと耳あてなんて持ってきてないし、コートだけ。寒い、寒すぎる。耳が痛い。
「…にしてもよぉ、おれたち馬鹿だよなぁ、夜中に防衛任務でしかも緊急、服なんか選んでる時間もないし寝巻きで行く訳にも行かない…で、制服…」「…ね、」
そう、先輩が言う通りおれたちは今制服。しかも焦って着たから少し乱れてる。だからかもっっと寒い。おれ達が悪いけど…
「さむいぃ…」「うるせぇ!思い込みで暑いって思っとけ」「ばか!それで寒くなくなってたら防寒具要らないよ!」「正論だよ…佐鳥に正論言われる日が来るとはな…」
はは、とまた笑えば、先輩の口の端から霧が出る。それが妙に色っぽくてドキッとしちゃった。だからかな、脳より先に口を開いた。
「…ねぇ、せんぱい」「んー?」「…おれね、いますっごいさむいから」
先輩の制服の裾を掴む。
「…あたためて?」「…冬特有の誘い方してくんじゃねぇよ…ばか…」
少し顔を赤らめて、手を頭に置いてくる先輩。嗚呼、あたまから熱が伝わる。
***
「いずみせん、ぱ」「…ん」
出水先輩が触れた所からじんわりと熱が伝わる。全裸でストーブも何も付けてないのに、もう身体があつくなってきた。
「ん、ぅ…」「は…ん」「せん、ふぁ」「…もう良いのかよ」「…言わせないで、くれる、?」
先輩にそう言われて、恥ずかしいから顔を俯かせた。このひと、いじわるだし、やらしいひと。そんな人がおれは大好きなんだ。
「…じゃあ、」
避妊具の封を開けた音が脳に響く。その音以外全部なくなったみたいな、でもその後強烈な心音が頭に響いた。するすると自分のものに付ける先輩。
「…ん…ふ…」
付けてる最中に僅かな吐息が溢れてる。せんぱいも、興奮してくれてる…のかな、?珍しく手こずった後に先輩がおれを組み敷いた。
「…おっ、けー…じゃあ、さとり、いくぞ」
こく、と頷けば笑いながら覆い被さるようにハグをされる。あったかい。そしてハグをしながら、少しずつ挿れられる。この挿れ方やなのに…
「ん”…ん〜っ♡」「ッは…声出してもいいのに、」「やだ、やだ…はずかしい、もん…!!」
手で顔を覆う。はずかしい、はずかしい、って感情だけが頭を埋めて、なにもかんがえられない。でも身体は確実に快感を拾ってる。
「…どーせ後々あんあん喘いでんだから、べつに良いんだけど…よ、!」
急に一番奥まで挿れられて、あたまが真っ白になって、目の前に火花が散る。ばちばち、ばちばち、ってきもちぃときに見れる、きれいな花火。
「そこ、そこ…だめ、せんぱ、やだよぉ♡」「おまえ、結腸の入口突かれんのすき?すっげぇ締まるけど♡」「しんない、しんないよぉおれ、♡」
結腸に挿れられず、焦らしに焦らされておなかがずくん、ずくん、って、おなかに心臓があるみたいになる。奥まで挿れられないとイけなくなっちゃったのは、いずみせんぱいのせい。
「…じゃあ身体に聞くしかねぇな…」「へ…?」「ひぃ、ッく?、!♡」
急に奥まで挿ってきて、息が一瞬出来なくなる。はくはくって、口も閉まんないし、どう、したら、??
「は〜かわいい…なあさとり、もう寒くねぇだろ?」「あ、ふ…うん、ッ♡もう、あつすぎるくらい、♡♡」
ほんとだよ、せんぱい。どくどく、って、胸がたかなるの、目もあついし、あ、これなみだ?きもちすぎておれないちゃったのかな?
「…そか、ん、良かった」「…へへ」
***
あれから少し寝て、午前6時半。おれたちは今初詣に来てる。先輩となんて初めてだから、ちょっと緊張しちゃうのはないしょ。
「…なぁ佐鳥、なにお願いした?」「言ったら叶わないも〜ん、言わない!」「ケチぃ」
色々話してたらおみくじ売り場に着いた。正直なんでもいいけど大吉がいい…なんちゃって。二人で引いて離れる。
「いっせーのせで開けよ先輩」「おー」「…吉…」「勝った、大吉」
にやり、と自慢げに笑って大吉を見せつけてくる出水先輩。わ、ずるい、かっこいい。
「えぇ嘘?!先輩交換して交換!」「やだねー!」
_でもねせんぱい、吉でも、凶でも、大凶でも、おれはせんぱいといれるだけで、嬉しいんだよ。
***
(公平さんとずっと一緒にいられますように。)
しゃん_
[END]
*あとがき*
正月終わりましたけど昨日行ってきたもので…こんな尊い2人が初詣来てたらガン見しますよね()