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1 - いわなべ

♥

277

2025年03月12日

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あずきさんからのリクエストです✨



いわなべBL  学パロ R18あり



⚠️地雷さんはお戻りください🙇‍♀️








Side💙

「はぁ……」

俺は朝起きて1発目、盛大にため息をついた。熱っぽくて、体がだるい。これはきっと、風邪だ。

でも今日はあの厳しい阿部先生のテストがある日だ。そう簡単には休めない。

「……行くかぁ」

重い体を無理やり起こし、俺は学校へ行く準備を始めた。


教室に上がり、いつも通り自分の席につく。自然と集まってくる友達と喋っていると、ふと向こうの方で俺をチラチラと見ながら話している照とふっかが目に入った。

「……なんだ?」

「ん?どうした翔太」

「んや、だいじょーぶ。それで?」

少しニヤニヤとする友達もいたが、俺は照たちのことを気にしつつも気にしない素振りを続けた。


「なあ涼太。あいつら、なんなの?」

2時間目が終わった休み時間。俺は2人の……特に照の視線に耐えきれず、幼なじみの涼太に相談した。

「翔太の体調気にしてるんじゃない?」

「え、俺の?」

「普段から翔太を気にかけてる人なら、翔太が今日いつもと違うってこと気づくよ」

「マジかよ……でもそれなら俺に声かけてくれたっていいでしょ」

「なに、喋りたいの?」

「……だって、あんなに俺のこと見てきてたら気になるじゃん」

「翔太も照のこと気にしてるんだね。好きなの?」

「っ、そういう訳じゃねえよ!」

「ふふ、ほんと分かりやすいね翔太は」

「うるせえ……ん?翔太『も』ってどういうこと?」

「本人に確認してきたら?」

そーっと振り返ると、また俺を見ていた照と一瞬目が合い、すぐに逸らされた。

「……本人に聞くのは、ちょっとなぁ」



Side💛

「ねえふっか。今日の翔太なんか具合悪そうじゃない?」

「え?」

朝。登校してきた翔太の異変に気づいた俺は、真っ先にふっかに相談した。

「……いつも通りじゃない?」

「いや、違うって。もっとよく見て?」

「よく見てって言われても、俺いつもの翔太の感じ把握してないし……」

俺がどんなに言っても、ふっかは翔太の変化に気づくことはなかった。なんでだろう、あんなにわかりやすいのに……

もっと伝わりやすいところがないかじぃっと翔太を観察していると、

「照さ、いつもめっちゃ翔太のこと見てるよな」

不意に、そんなことを言われた。

「えっ……そんなこと、ないし」

「そんなことあるって!……好きなの?翔太のこと」

「っ、バカっ!!んなわけ!!」

「わっかりやす……」

急いで否定したのがいけなかったようだ。ふっかがニヤニヤと俺を見てくる。どうしていいか分かんなくて、とりあえず軽く殴っておいた。



Side💙

3時間目、体育。

みんなに混ざってなんとか走っているけど、もうごまかせないくらい俺の体調は悪化していた。息もいつも以上にあがって、汗もダラダラと流れてくる。変な寒気も……

そこまで考えたところで、身体の力がフッと抜けてその場に倒れ込んでしまった。

「翔太!」「渡辺くん?!」

みんながぞくぞくと集まってきたけれど、恥ずかしいとか考えてる余裕なんて無く、そのまま意識を手放した。



「……ん?」

目が覚めると、目の先は真っ白い天井。ゆっくり身体を起こすと、どうやらここは保健室みたいだ。

ベッドの周りはカーテンで仕切られているので、部屋に誰がいるのか分からない。

「あの……」

恐る恐る声をかけてみた。

「あ、起きた?」

聞きなれた声と共にカーテンを開けたのは、

「え、照?」

「先生、午後は出張でいないんだって。俺たちがいるってことは職員室の先生に伝えてあるから」

まさか、照がいてくれてるなんて思わなかった。

「なんで、照が……」

俺の言葉に照は恥ずかしそうに笑うと、

「翔太を背負っていけるのは照だけだから!って、ふっかとか舘さんに言われてさ。それで、俺が」

「そう、だったんだ……」

涼太なら俺を背負えるはずなんだけど。たぶん俺の気持ちを気遣ってくれたのかな、なんて思う。

時計を見ると、もう5時間目がとっくに始まっている時間だった。

「ねえ、照ここにいていいの?授業始まってるじゃん」

「うん。4時間目もサボって弁当もここで食べたのに、今さら授業受けに戻りたくない」

頬を膨らませてそう言った後、

「それに、翔太と2人でいれるならなんだっていい」

と聞こえてきた。

「……え?」

「あ、いや!なんでもない、気にしないで」

そんなことを言われても、聞こえてしまったのだから気にしないなんてできない。俺と2人でいれるならって、それって……

「あー翔太。起きたことだし体温でも測っとく?さっきめっちゃ熱くてさ……」

急いで話題を変え、照はなんでもない様子で体温計を持って近づいてきた。


でもその時、

「うわっ!」

ベッドの近くにあった段ボールにつまづいて、照が俺の上に倒れ込んできた。

照の顔がちょうど俺のアソコの近くにあるせいで、変なことを考えてしまう……

「ごめん翔太……って、なんで勃ってんの」

「えっ、うわぁっ!ごめん!」

体は隠し事ができないみたいだ。慌てて起き上がり、どうにか収めようとモタモタしていると、

「翔太」

名前を呼ばれて俺は照に押し倒された。

「……勃ってるってことは、そういうことで良いんだよな?」

口に出すのがとてつもなく恥ずかしくなり、俺はこくりと頷く。恥ずかしさで顔がかなり熱を持っていることがわかる。さっきまでの熱がぶり返したのか、照のせいなのか……わからない。

頷いた俺を見て、照はギュッと俺を強く抱きしめた。

「嬉しい……俺もずっと好きだった、翔太のこと」

力が強くて少し苦しかったけれど、照も俺のことを好きでいてくれたことが嬉しくて、苦しさなんてどうでもよく感じた。

「いきなりこんなことするの良くないと思うけど、翔太の限界そうだよね……?」

コクコクと黙って頷く。

「いい?」

「……うん。きて、照……」



もろもろの前準備が終わり濃厚なキスを交わした後、慣らすね、という言葉と共に照の指が俺のナカに入ってくる。

「ん、んぁっ……///」

耐えきれず溢れる声。それを見て満足そうな照。

「いいよ、我慢しなくて。最初から感じてるって結構素質あんじゃない?」

「なんの素質だよ……///」

静かな保健室に、くちゅくちゅという卑猥な音と俺の小さな声が響く。

「っ、はぁ……///♡ 誰かにバレない?これ///」

「ふっ……/// 大丈夫、バレないよ♡」

照の長い指がイイところを確実に攻めてくる。少しずつ、感じていた恥ずかしさなんてどうでも良くなって、心も体も照を強く求めるようになった。

「確か、この辺りに……」


コリッ


「んあぁぁぁ♡♡」


照がクイっと指を曲げると、全身に強い快感が走り視界がチカチカと眩んだ。


「な、なにぃ、これぇ……///♡♡」

「ここね、前立腺って言うんだよ♡気持ちい?♡」

「うんっ、気持ちい……♡♡」


指の本数を増やして前立腺を何度もコリコリと攻められる。俺の理性なんてとっくに飛んで、もう気持ちいいことしか考えられなくなっていた。


「あっ♡んあぁっ♡そこばっかりぃ、♡♡」

「でも、やじゃないんでしょ?」

「うぅ……///♡♡」


「もうほぐれたかな」

そう言って、照は指をナカから抜いた。そして、下着を脱いで大きな照のモノをあらわにする。


「うわ、デッカ……///♡♡」

「おまっ……煽んなよ♡♡」


グチュ、グプププ……


「ひあぁぁっっ♡♡♡」


この圧迫感、やべぇ……♡♡気持ちいい……♡♡このまんま動かれたら、俺もう……


「動くよ?♡」

「んぇっ、待ってぇ♡♡」


パンッ パンッ パンッ……


「あっ、んあぁっ♡♡ああんっ♡♡」

「気持ちよさそうな翔太、可愛い……♡」パンッ パンッ

「うるっ、せえ……///♡ んあっ♡♡」


指とは違った圧迫感で、さっきまでとは比べ物にならないほどの激しい快感が押し寄せてくる。


パチュンッ パチュンッ パチュンッ……


「あ♡音変わってきたね?♡」パチュ パチュ パチュ パチュ……


照はさっきよりも動きを早くする。だめだ、もうイっちゃいそう……

「んっ、ひかるっ♡俺、もうっ♡イきそうっ……♡♡」

「んふ、いいよ♡ はぁっ、♡俺ももう、そろそろだな……♡」パチュ パチュ……

「一緒に、イこうっ?♡♡」

「うんっ♡ あ、イくっ……!♡♡」

「んああぁぁぁ♡♡♡」


全身を震わせながら、俺は盛大にイった。照はギリギリのところでナカから引き抜き、俺の腹の上に出した。

余韻で体が、特にアソコがピクピクとする。好きな人とヤった初めての行為が学校でなんて、相当バカだなと今更思う。

「翔太のアナ、すっごいピクピクしてる……♡」

「見んなよ……///♡」

「急にヤっちゃって、ほんとごめんね」

「いいよ、俺もめっちゃその気になっちゃったし……」

俺たちはゆっくり後片付けを始めた。

「……好きだよ、翔太」

「……俺も、好きだよ。照のこと」

2人だけの保健室で、そっと口付けを交わした。


〜おわり〜



おまけ

Side💜

『んあっ、あぁっ……』

放課後になっても教室に戻ってこない翔太と照の荷物を、舘さんと一緒に保健室に持ってきたら、なんか、ヤってるんですけど……

「……まじかよ」

「結構堂々とやるんだね、2人」

どうしようかと視線を交わす。

「……ここに置いて帰るか」

「そうだね……もう、ほっとこう」

俺たちは保健室の入り口に2人の荷物を置いて、どこで何してんだよ、と若干呆れながら学校を後にした。



その次の日、2人揃って風邪で休んでいると分かって、俺たちは大きなため息をついて苦笑するしかなかった。





あずきさん

リクエストありがとうございました!!

かなり遅くなってしまい本当に申し訳ありません🙇‍♀️


気に入っていただけましたでしょうか……?

初めてのR18だったこともあり、思っていたものと違っていたらすみません😭




読んでいただきありがとうございました。


リクエスト募集しております!

少しお時間はいただきますが、もう少し早いスパンで書いていけたらと思っています。

いただいたリクエストには必ず答えます!

地雷もございませんのでお気軽にどうぞ。


以上ひいらぎでした!

この作品はいかがでしたか?

277

コメント

4

ユーザー

ひいらぎさ〜ん❗ め〜っちゃ、最高でした〜😍 ありがとう御座いました〜😂 最後のふっかと舘様のオチも最高ですw

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