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太陽が真上に輝く、誰もいない見晴らしの良い丘の上。そよ風に揺れる色とりどりの花々に囲まれ、童磨としのぶは、鬼にとって禁忌であったはずの青空の下で肌を重ねていました。降り注ぐ陽光は、二人の白い肌を黄金色に縁取り、汗の一滴までもが真珠のように輝いています。しのぶは、青い空を見上げながら、童磨の逞しい背中に腕を回しました。
「あぁ……磨さん。空がこんなに高くて、太陽がこんなに熱いなんて……。あなたとこうしていると、全身の細胞が喜びで震えているのがわかるわ」
しのぶの背中の翅が、光を反射してステンドグラスのように美しくきらめきます。童磨は、光の中でいっそう愛らしく見えるしのぶの顔を覗き込み、慈しむようにその唇を奪いました。
「僕もだよ、しのぶちゃん。夜の闇で愛し合うのも良かったけれど、この光の中で君の全てが露わになっているのを見るのは、形容しがたい悦びだ。君の瞳の中の虹が、太陽に照らされて本当に綺麗だ」
二人は、誰に憚ることなく、野外の開放感の中で互いを求め合います。繋ぎ合った手は、太陽の熱よりも熱く、重なり合う部位からは絶え間なく愛の結晶が溢れ出しました。自然の息吹と、二人の情熱的な吐息が混ざり合い、その場所だけが楽園のような多幸感に包まれます。
しのぶは、突き上げる快楽と共に、自分たちがもはや世界の理を超越した存在であることを確信していました。絶頂を迎える瞬間、彼女は大きく目を見開き、青い空に吸い込まれるような感覚の中で叫びました。
「好きよ、磨さん! この光も、この世界も、私を狂わせるあなたの愛も……全部、私のもの!」
童磨もしのぶを強く抱きしめ、彼女の内に自らの全てを解き放ちます。青空の下、二人の生命力は共鳴し、周囲の花々が一斉に開花するかのような幻想的な情景が広がりました。
行為のあと、二人は柔らかな草の上に倒れ込み、肩を並べて空を流れる雲を眺めました。
「これから毎日、こうして光の中で愛し合おうね」
童磨の言葉に、しのぶは幸せに満ちた微笑みを返し、彼の腕に抱かれながら、永遠に続く自由と愛の輝きをその身に浴び続けるのでした。
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れもんてぃ🍋
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