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pn 視点 .


とある休日、俺は今日の分の夕飯の材料を買いに、スーパーへ出かけていた。買うものはカゴに入れ買い、家までの道を折り返し進む。そこまではいつも通りだった。でも今日は何だか違くて。








「 ぺ い ん と 」

「 え ッ ? 」







_________




最近、誰かから後をつけられ、常に視線を送られている気がする。要するに、ストーカーされているかもしれない、という事だ。俺、別に着けられるようなことしてないはずなんだけど…、何、俺の視聴者?もしかしたらそうかもしれない、ということは、家バレしてる?外に出る時は一応念の為にとマスクを付けているから、どうなんだろう。視聴者ならば、家まで押しかけてくるのでは…?いや、そうとは限らない。とりあえず、俺は毎日毎日後をつけられている。

「そういうことでさぁ…、」

「ふぅ〜〜ん、ぺんちゃんがストーカーされてる、ねェ〜。」

「マジでど〜にかしてよォ…」

「俺の事巻き込まないでよ?」


今、相談している相手はらっだぁ。相方のようなもんだ。つい最近、コラボ動画に誘ってもらい、一緒に録った、親しい仲だ。そんな相手に、俺はストーカーの相談を受けてもらっている。やっぱり、こういう話をするのはらっだぁに限るなぁ〜〜〜ッ。

「なぁ〜、マジで俺怖くてさぁ、」

「俺にどうして欲しいの?」

「犯人とっ捕まえてェ、殴ってくんね〜?笑」


なんて戯れ言(ザレゴト)吐く。

勿論らっだぁは断ってきた。”ケチ”と 付け足し発する。カフェで話を聞いてもらっていたので、その後は相談を乗ってくれた仮りに俺の奢りになった。

はぁ〜〜、結局、今も後をつけられている。別に、後をつけられるだけ。家の外見に被害はなし、俺にも、俺と関係する人達にも。きっと無いはず。今はスーパーの帰りだ。帰って早く夕飯の支度をしないとな〜〜、今日はカレー……

急に後をつける足音の速さが尋常ではなくなってきた。何、もしかして、走ってる?俺捕まる?マズイ。早く逃げないと。


走り出そうとした頃にはもう遅くて、後ろから長くて細い、男性の手が首後から回され、口許に白い布、ただの白い布ではなかった。その布切れを口許に当てられてしまった瞬間、俺は深い眠りにつく。最後に俺の目に映ったのは、身に覚えのある青い帽子に赤いマフラー。
















らっだぁ ?______








































ス ト ー カ ー【 らだぺん 】- 腐 -

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