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#山中柔太朗
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えー、皆様。いつもお付き合いいただきありがとうございます。
夜行性ぼんやり担当、Freesiaです!
なんと、フォロワーの伸びが早すぎて380人を越えている…っぽい?です!
(※なんで確証ないんだよ)
ということで、300人突破記念のお話を書こうと思います!
ずいぶんと遅れた投稿で申し訳ないです!トロくて気づきませんでしたすみません!
今回は最近出番の少ない…?(※絶対そんな訳ない。嘘)佐野さんと、意外とご講評なので、そのざきのエチュードを書いてみようかと思います、なんかごめんなさい適当じゃないです。
こうして私の物語を読んでくれる方々がいらっしゃるから、毎日生存できてます、ありがとうございます!
それでは長々と話してしまいましたが…!どうぞ!!
「佐野先生、おはようございます!」
「おう、舜太おはよう! 今日もよろしくな!」
早朝のナースステーション。
勇斗はいつもの弾けるような笑顔で挨拶を返した。
だが、その声はどこかかすれており、目の下にはうっすらとクマが浮かんでいる。
それもそのはず、今週は当直の担当で、救急搬送が相次ぎ、当直からの流れでほぼ二日徹夜。
おまけに朝から頭がズキズキと重く、妙に体中の関節が妙に痛む。
「はやちゃん、身体大丈夫?疲れてない?」
「それがさ、ぜんっぜん平気なんだよ!」
しかし本人がコレなので、自分の身体が悲鳴を上げていること。
……ましてや、熱を出していることなど微塵も気づいていなかった。
「よし、今日のタスクをパパッと終わらせるぞー!」
「はやちゃん、朝から気合十分やね!」
頭の中でリストを組み立てる。
小児科での合同往診。
循環器内科との症例協議。
整形外科への対診。
10時からの全体カンファレンス出席。
午後の外来診療。
山のような診断書作成。
受け持ち患者のカルテ入力。
そして溜まっている一般内科のカルテ整理。
怒涛のスケジュールだが、勇斗は気合いを入れて走り出した。
「はいはい、ゆいちゃん頑張ったね〜! えらいぞ〜!」
小児科で泣き叫ぶ子供を器用に抱き上げてあやし、循環器内科と整形外科を大急ぎで往復。
カンファレンスでは鋭い意見を飛ばし、午後の外来では患者一人ひとりに親身な笑顔を向けた。
動きは普段通りパワフルで、誰もが「相変わらず佐野先生はタフだなぁ…」と思っていた。
……ただ一人、仁人を除いては。
「……ねぇ勇斗」
夕方、ナースステーションでデスクに立ち向かい、猛烈な勢いで書類を作成しつつ内科のカルテ整理を並行していた佐野の背後から、仁人が低い声をかけた。
「ん? なに仁人ちゃん、今書類の山場で——」
「お前、朝から忙殺されてなかったっけ、」
「おう!でも、あとちょっとで終わるよ。俺ってすごいんだね!」
自慢げに振り返った勇斗だったが、その顔面はゆでダコのように真っ赤に熟し、瞳は熱でトロンと潤んでいた。
案の定というか、なんというか、息も荒い。
「すごいでしょ、じゃないんだよ……」
仁人は容赦なく右手で佐野の額を掴み上げた。
「あつッ……! おい勇斗、お前これ熱あるぞ。自分で気づいてないのか!?」
「え? 熱? いやいや、ないない!俺めちゃくちゃ元気だもん」
ポカンとする勇斗に、通りかかった太智が素早く非接触体温計をピッと当てる。
『39.1℃』
「きゃあぁぁぁ!? 39.1度ー!? 2徹で39度超え!?」
「えぇっ!? 39度!? マジで!?」
自分の体温計の数値を見て、初めて勇斗が目を丸くした。
「マジで、じゃない! 39度あってなんでそんな元気に動き回ってんだよバカ!」
「いやわっかんねぇよ、!俺めっちゃ元気なんだって!」
仁人の怒号に、奥から柔太朗と舜太が飛んでくる。
「はやちゃん!? 39度超えで外来やってたんですか!?」
「はやちゃんダメよ!今すぐ横になって!」
「いや待って、あと内科のカルテ整理が——」
「カルテ整理は俺と柔太朗でやる! お前は即刻帰宅!」
仁人が佐野の手からペンを取り上げ、白衣を強引に脱がせると、そのまま腕を引っ張って病院の出口へと連行した。
「……で、なんでお前らが俺の部屋に勢揃いしてんの?」
@勇斗の自宅。
自室のベッドに固定されながら、佐野は呆れ半分、嬉しさ半分といった顔でベッドの周りを囲む4人を見上げた。
「なんでって、39度超えの限界ドクターを一人で家に放置できるわけないから!」
太智が腕を組んで威張るように言う。
「病院のベッドに寝かせようとしたら『自分の家の布団がいい〜!』って半泣きでゴネたのははやちゃんだからね」
柔太朗が冷えピタを勇斗のおでこに優しく貼り直しながらクスッと笑う。
「ゴネてない! ただ家がいいなって言っただけ!」
高熱のせいでいつもより少し子供っぽくなっている勇斗に、台所からエプロン姿の舜太があつあつのお椀を持って入ってきた。
「はやちゃん、おかゆ作ったで!卵と梅干し入り!」
「うわ、舜太の手料理……! 絶対不味いじゃん……」
「はい、はやちゃんあーん! 自分で食べたらこぼすから食べさせてあげる!」
「いや舜太、いい!お前の飯はいらん!」
「ダメだよ! 今日は手加減なしで甘やかされる日です!」
「ヤバイ、ハナシツウジナイ。俺今日が命日になるわ…」
左右から舜太と太智に手厚く世話を焼かれ、舜太に半ば強制的におかゆを一口ずつ食べさせられ(?)、柔太朗に毛布をしっかり掛け直される。
「たく……朝からあんな怒涛のスケジュールこなして熱に気づかないとか、どんだけタフなんだか呆れるわ」
仁人が呆れ顔で点滴の速度を調整しつつ、布団から出ている勇斗の足を優しく布団の中に押し戻した。
「俺全然しんどくなかったんだもん!」
「それが一番危ないんだよ」
仁人がフッと柔らかく笑い、佐野の頭をごしごしと撫でまわす。
普段はタフで頼れる最年長としてチームを引っ張る佐野だが、狭い自室に押しかけてきた大好きな4人の弟たちに囲まれ、結局最後まで至れり尽くせりで甘やかされるのだった。
コメント
3件
今回もとっても素敵な作品です✨️ 確かにはやちゃんのリクエストやお話しの投稿最近ないですね? うーん、でもはやちゃんタフすぎて熱とか怪我でダウンするイメージが無さすぎて😭 どんなシナリオなら合うんでしょう? うーん とりあえずさのそのエチュードをリクエストします! Freesiaさんは佐野さんにはどんなシナリオや設定が会うと思いますか? 次の投稿もとっても楽しみにしています😊 体調には気をつけてください😊
超かわいい〜😭💕✨ 佐野さん39.1度で2徹とかマジでヤバいんだけど、本人だけ気づかず「元気」って言い張ってるの、推せるギャップすぎた!! でも何より、その佐野さんのために4人全員が押しかけて看病してる光景が尊すぎて胸がきゅーってなったよ…!! 舜太の「手加減なしで甘やかされる日」発言、完全に佐野さんのこと大好きすぎてバレバレじゃん😂💕 いつも頼りになる最年長が弟たちにベッタリ甘やかされてる感じ、たまらん! Freesiaさん、尊いお話ありがとうございます、心がぽっかぽかになりました〜🩷