がたっ
m.あれ、あっちの方から物音が…
物音が聞こえた方へ向かってみる。
m.トイレ?
そこにあったのはトイレ。奥の個室の方から音が聞こえる。
ガタガタッ
m.え、誰かいるの?
正直に言ってものすごく怖い。でも、皆のうちの誰かだと思ったから開けてみることにした。
m.開けますよぉ、、
k.うわぁ!?って、なんだ、もときか。
m.あ、髙野。こんな所に。 そうだ。一緒に行動しようよ
k.俺も1人怖いし。いいよ
少し高野と2人で探索した後。
m.こっちの部屋入ってみよ。
ドアを開け、部屋に入ると、すっ、とすまし顔をしている青いよくわからないデカイヤツが何かをぐちゃぐちゃと食べていた。
m.え、?
k.いやいやいや、あれ何!?青いヤツ!
m.いや、知らねぇよ!
m.てか、こっち見てね?
k.うわ。ガチやん…
m.しかも、こっち来てない?
k.来てる。
m.逃げよ!ほら、早く!
k.お、おう
髙野の手を引いて精一杯に走る。だが、体力は持たないものだ。
m.はぁッ…足速いアイツ。
k.はぁ、俺も走れない。はぁはぁ…
m.え!?…あ、ロッカー。入るよ!
k.うわぁ、!
ガチャン。どくんどくん…
髙野とロッカーに隠れる。このまま、あの青いヤツが諦めてどっかに行ってくれるといいけど
k.近くね…
m.アイツに捕まって何かされるよりはマシだろ。
k.そうだけどさ。
ドスドスドス。ドス。ガチャ
青いヤツが近くにいる。俺たちは息を潜めて、ロッカーでじっとアイツがいなくなってくれるのを待つ。
ガチャ
m.行ったかな。出るよ。
k.もときあれ、なにか落ちてる。
m.ほんとだ。何これ、鍵?
m.どこのだよ…
拾った鍵は1階と書かれている。恐らくどこかしらに階段があるのだろう。
k.1階…。あ、!
m.え、何?
k.俺、ここに来る途中階段見たよ!
m.今すぐに案内して
k.はーい!
良かった。これで出られる…。
後は、ひろととあやかを探すだけ。
そう思っていた…
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