地下から1階の鍵を見つけ、髙野の道案内により階段から1階にやってきた。
m.クソッ、なんで閉まってんだよ。
k.閉じ込められたってことだろ?…
m.他の出口を探すしかないか…
玄関のドアが開かなくなっていた。これもあの青いヤツの仕業なのだろうか。
k.てか、あの2人どこいったんだろうなぁ。
髙野と探索しながら、色々な部屋に入る。
ここは、不思議なことに色々と仕掛けがされていた。
m.あ、開いた。行こっか
k.おう。
ドアを開けると、エレベーターが動いていた。
k.なんで、エレベーターが動いてるんだよ、
m.きっと、滉斗と綾華だよ、、
そんな期待も儚く散り、エレベーターの中から出てきたのはあの、青い化け物だった。
k.う、うわぁぁ。
m.あちょ、髙野!!
髙野は走ってどこかに行ってしまった。それでも近くにいた俺の方へ化け物が近ずいてくる。
必死の思いで逃げ、またロッカーへ逃げる。
がたっ。がちゃん
m.はぁッ、はぁっ…まじ、何なのあれ。
早くここから出たい。みんなでここから出たい。そう思うことで、怖い気持ちを0では無いけれど少なくしていた。
m.ふぅ、…
1人で探索をして、やっと2階へやってきた。
ゴニョゴニョ
m.話し声?
もしかすると、滉斗と綾華かもしれない。
ガチャ。
h.あ、元貴!!
h.良かった。無事で…
m.2人とも…
俺の目からは自然と涙が出ていた。
h.元貴も見たか?あの化け物。
m.うん。見たよ。
a.あの化け物を動画で撮れたら、すごい再生数になりそう!
m.綾華、今はそんなこと言ってる場合じゃ無いだろ…
a.そうだよね、ごめん…
a.私が皆を巻き込んじゃったから。こんなことになっちゃって…
h.それはしょうがないだろ。止めなかった俺達も悪いし。
a.滉斗…
h.じゃ、元貴俺達今から旧館を探索するんだけどさ、一緒来ない?
m.うん、行く。
h.じゃ決まりだな!
そして、3人で旧館へ向かおうとした。すると、大きな瓦礫が落ちてきてしまったのだ。
m.滉斗!?大丈夫!
h.うん、大丈夫。でも、もう戻れそうにはないな…
m.だね。
h.俺らは旧館を探索するから、元貴は別の道から来れないか探してきて!
m.わかった!
h.じゃ、また後で。
m.またね…
また後で、か。いや、変なことは考えないでおこう。また会うんだ。また、みんなで。絶対に…
コメント
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涼ちゃんがいないって事は…?🤫