テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
イタ王 side
「嗚呼、、io、なちに怒られちゃうんね?」
ioはさっきから後悔してる。
そう、いつもいつの間にかフッといなくなるioを心配して、なちはいつも出かけるときに連絡をくれって言われるんだけど、、、
今日は、短時間だったし、病院に行って二人ともいなかったから連絡せずに出掛けたら、案の定バレちゃったんね、、、
「、うーん、、、。怒ってるから、すぐ帰ったって許してはくれないだろうし、」
「んま、やらかしたことは仕方ないんね!門限まで遊ぶんね〜!」
と言っても、何しよう!
お昼前、作る予定のティラミスの材料はもう買ってある。
ちょっと重い荷物だから、座ってピッツァが食べれる場所がいいんね。
「ここら辺だと、いつも行ってる場所が近いかな。」
「さて、goなんね!」
と、意気込んだ矢先。
「あ!、お父さん!」
「、!?、、あ!イタリア!」
急に声をかけられたかと思えば、息子のイタリアだった。
最近忙しくて久しく会ってなかったんね。
「僕は、お散歩ついでにここにきたんだけど、お父さんは?」
「ioはね、ティラミスの材料を買いに来てたんね!これからゴハン食べようと思ってるだけど、イタリアも食べる?」
「え!?、いいの!?行く行く!」
、、という流れで、イタリアとご飯を食べることにした。
なちとにってーと同棲する時、イタリアを一人にするのは少し不安だったけど
ドイツ君が近くに住んでて、日本君もよく遊びにきてくれるって言ってたから、安心したんね。
今、こうしてちょー元気なわけだし。
「ん〜、僕これにするんね!、お父さんは?」
「ん、あ〜、、同じのでいいんね。」
、、、、やっぱりioの語尾、遺伝したかなぁ。
「あ、そうだお父さん。」
ピッツァが届いてしばらくたった頃、イタリアが話題を変えてきた。
「ん?、何なんねイタリア?」
「”花吐き病”って、知ってる?」
「何なんね、それ。」
聞いたこともない、見たこともない病名だ。
「最近ニュースとかで度々話題になってる病気!」
「なんか、人への想いが強すぎると発症するらしいよ!」
「あと、その病気にかかった人は口から花を吐くんだって!全く、怖いよねぇ。」
「ふーん。」
「ここ最近まで鎮静と活発を繰り返してたらしいよ〜、知らない人は知らないし、医療では有名な病気らしいよ!」
「花を吐くなんて、そんなこと本当にあるんね、、、?」
「あるから話題になってるんね!」
「まぁ、そうかぁ。」
花吐き病、、まぁ、二人がそんな病気にかかる訳なんてないか。
、、、いや、あるかもなぁ。
にってーは、最近アメリカとか、なちとかで距離近いし。
なちは、。あいや、考えなくていっか。ahahah。
考えたら、考えただけ、虚しくなる。悲しくなる。苦しくなる。
ああ、もう。こんなこと。考えたくないのになぁ。
「ーーさん?、おーーさん!」
「おとーさん!」
「あ、ッ、うん。どうしたのイタリア?」
「なんか、滅茶苦茶ぼーっとしてたよ?考え事だったらごめんね?」
「ううん大丈夫。逆に有難う。」
「?」
「わからなくていいよ。」
「分かった、、アッ、ヤバい!この後ドイツと遊ぶんだったぁ!」
「ごめんお父さん!、遊びに行ってくるね!」
「分かった、気をつけるんだよ。」
「うん!ばいばーい!!!」
嗚呼、よかった。
ioの変な思考するとこ、遺伝しなくって。
こんなとこ、引き継がれったって。意味ないもんね。
帰っても怒られそうだし、ちょっと遠い丘まで行くんね。
一面彼岸花で囲われた丘
まるでそれは真っ赤な海。空の色と混じってそれはもう桃源郷みたい。
「やっぱり綺麗なんね。」
ここに来ると、ちょっと気持ちが楽になる。
そういえば、ここで初めて二人とお出かけしたんだっけ。
二人とも赤くて同化してて、わかんなくって。
目の前にいるのにわからなかった時は自分でも馬鹿だなって思った。
この丘の景色に浸っていた時、一人の子供が何かを探している。
相当必死に何かを探しているようだった。
何だか可哀想に見えてきて、声をかけた。
「ねぇ、きみ。何を探しているんね?」
「あ、、え、っと。」
ちょっと子供は狼狽えている。
まぁ、知らない人から声をかけられたらびっくりするか。
「えっと、花を探してるんだ。」
花?ここには彼岸花以外の花はないはずだけど。
「マーガレットっていう花なんだ。白くて綺麗なの。」
「あ、ほらあそこ!」
確かに、白くて綺麗な花が落ちてる。
「大切な人にあげようと思って、5本集めたんだけど。どっかに何本か落としちゃったんだ。」
「そうなんだ、じゃあ、ioも探してあげるんよ!」
「本当!?有難う!」
そうしてioと子供はマーガレットを探し始めた。
赤い彼岸花のの中に有る白い花は目立つから、案外すぐ集まった。
「ほら、これで最後じゃない?」
「本当だ!」
子供は相当喜んでいた、そんなに大切な人がいるんだ。
いいなぁ。そんなに大切にされてる子は、幸せ者だな。
「ねぇねぇ!お礼に一本あげる!」
「え、いいの?大切な子にあげるんじゃ?」
「いいの、4本でも意味はきっと伝わるから!」
「ん〜?、、まぁ、君がいいなら。ありがたく貰うんね!ありがとうなんね!」
「あ、そろそろ門限だ!、お兄ちゃんばいばい!」
「うん、ばいばい!」
子供は笑顔で帰って行った。
ioはそれを見送った。
何だか、あの顔に見覚えがあった気がした。まぁ気のせいかな。
さて、そろそろ帰ろ!、ご飯の準備してあげないと!
「先輩、失礼します。」
「ああ。日帝か。どうした?」
「ここの資料のことなんですが。」
「ああ、それはだな、、、」
「先輩、喋る前に待ってください。」
「?」
「、花なんて飾ってましたっけ?」
「嗚呼これか。ずっと前から飾ってるが?」
「そうですか。なんか壁と同化してて。」
「なんかお洒落ですね、マーガレットなんて。しかも4本」
「壁と同化する点を除けば、いいインテリアだ。日帝も飾ってみればどうだ?」
「考えておきます。」
今回はイタ王ちゃん視点でした。
彼は色々考えてしまう事が有る様です。
そして、今回登場した花の意味、本数の意味とは?
to be continue …
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!