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月城 蓮桜音
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水羽
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本日の幻覚寺の夕食は、「カモ南」のうどんだった。
「でも考えてみたら、みんな相談に来ただけだし、あたしたちが深入りしてもしょうが無いのよね…」と山富士女史は、フルタに言った。「そうですよ。その日のお布施が多ければいいじゃ有りません?」「そうそう。月田さんの事を調べなければ、知らない訳だし。」「そう言えば、超能力の彼女居ましたよね?」フルタは年が自分と近い、彼氏から昔の女の顔が見えてしょうがないと言う女子の事を言った。「メールが入って、『みんな私の超能力を信じ無い』と言って困ってましたよ。次に来たらどうするんですか?」
山富士は思った。「どうして自分は複雑な客に当たり、前任の門跡達の様に上手く客に当たれ無いのか?」と。早くも相談事に恐怖を覚える様になった。
コメント
1件
いやあ、またしても幻覚寺の空気感が絶妙でしたね。「カモ南」のうどんという日常のディテールから始まって、山富士女史の「どうして自分は複雑な客にばかり当たるのか」という内省にじわじわ共感しました。前任の門跡たちと比べてしまう焦り、相談事に恐怖を覚え始めた心理描写が生々しい。超能力の彼女が「信じてもらえない」と悩むのもまた、この世界の面白いところです。次に彼女が来たらどうなるんだろう…続きが気になります。