テラーノベル
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〇画廊・内
多くの絵画が飾られている。
美人店員が、男性客に絵画の説明をしている。
〇同・事務所
大声が響く。
美花「偽物っ!?」
『掛け軸』を丹念に観る、江藤。
江藤「なぜ、私を同行させなかったのですか?」
美花「……」
江藤「他の男が一緒だったとか?」
美花「……」
無言のまま、ドアから出る美花。
掛け軸を見つめる江藤。
江藤「それにしても……、上手い」
〇佐藤家・前
門の前に高級車が停まる。
車から運転手が降り、後部座席を開ける。
後部座席から美花が降りる。
家を見回し、表札に気付く。
美花「佐藤?」
老婦人が犬を散歩させている。
美花「すみません」
婦人「はい」
美花「こちらのお宅は?」
婦人「佐藤先生のお宅ですよ」
美花「佐藤?」
婦人「市議会議員の佐藤先生。亡くなりましたけどね」
美花「そ、そうですか……」
犬を連れて立ち去る老婦人。
茫然と家を見る美花。
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