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『青い薔薇』
注意書きは第一話をご覧下さい。
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水 カキカキ…(勉強)
青「まぁーた勉強してるん?」
水「うん、だって青くんと同じ高校に行きたいから!」
水「僕は青くんみたいに頭が良くないから、いっぱい勉強しないと!」
青「そうか…じゃあそんな水にこれやるよ」
水「これ…青いバラ?珍しいね」
青「そ。頑張って見つけて来たんよ」
青「てことで、勉強頑張れよ〜」ポンポン(頭を撫でる)
水「!」
水「うん!頑張る!」
水(…そういえば青いバラの花言葉ってなんだろう……調べてみよっと)
水「……え?」
水(これって……)
次の日
青「やっほー水、一緒に勉強せえへん?」
水「ッ……いや、1人でする」
青「そう?わかった」
別の日
青「水…」
水「あっ、ねぇ〇〇ちゃん!聞きたいことが…」
青「…」
水「絶対に受かるんだ……!!」
水「青くんを見返すんだ…!!!」
青「水…大丈夫かな…」
受験当日
水「ついに来た……」
水(落ち着いて……大丈夫、青くんの思いどうりにはさせない)
青(水の為にも…絶対受かる)
合格発表
水「…」ドキドキ
水「…!」
水「受かってる……!」
水「よかったぁ…ポロポロ」
青「水〜、どうだった?」
水「青くん……」
水「へっ!受かったもんね!!」
青「よかった!一緒の高校やな!!」
水「嘘つかないでよ!!」
青「…え?」
青「嘘って…なんもついてへんけど……」
水「本当は……僕なんて受かんなければいいのにって思ってたんでしょ!?」
青「そんなこと1度も思ってへんわ!!なんか勘違いしてるんちゃうん??」
水「してないもん!!だってそう思って青いバラ渡してきたんでしょ!?」
青「そんな気持ちで渡してへんわッ!!」
水「だって花言葉『不可能』だよ?!」
水「そんなのそう思わせるに決まってるじゃんッ!!」
青「……そういうことか」
水「…へ?」
青「あのなあ水。青い薔薇の花言葉は確かに『不可能』や」
青「やけどそれは前の花言葉なんよ」
水「どういうこと…?」
青「今の花言葉は『夢叶う』やで」
水「えっ…!?なんで…」
青「青い薔薇は最近まで発見されてなかったんよ。やから花言葉も『不可能』やった」
青「やけど発見されたんや。やから花言葉も『夢叶う』になったんやで」
水「そう…だったんだ…」
水「ご…ごめんなさい…!!」
水「僕てっきり勘違いしてた…」
青「気にすんな!これから一緒に高校生活楽しもうぜ!」
水「!」
水「うん!!」