それではどうぞ
🇬🇧日帝さん。
🇯🇵ゴフッ
米国が私の事をまだ諦めていないと分かってから暫く経った。
私は気付かれないだろうと思っているし、バレるような事は絶対無いと思っている。
だがやはりこの男はー…
🇯🇵いっイギリスさん…!貴方…本当にいい加減にしてくださいって。
🇬🇧ふふっすみません。どうしても言いたくなるのですよ。
🇯🇵周りに米国がいなくて良かったぞ本当に…!
私は周りにいる人に聞こえないようにイギリスに言った。
そんな私は日帝と呼ばれたせいで口に含んでいたコーヒーが服についてしまっている。
🇯🇵今度またその名前を口にしたらイギリスさんの好きなティーパックを買ってあげませんからね。
🇬🇧あらそれは嫌ですねぇ〜。分かりました。もう言いませんよ。
🇯🇵…本当にお願いしますよ。
🇺🇸あーお腹空いたな…何か買いにでも行くかー…ん?
あそこにいるのは親父と日本か?ずるいなぁ…。
🇺🇸親父と日本じゃねぇかおーい…
🇬🇧日帝さん。
🇯🇵ついさっき言いましたよね?アウトです!
🇬🇧あっ…。
🇯🇵何やってるんですか本当に。
🇬🇧すみません…本当に癖で…。
🇯🇵癖ってなんですか…。
日帝。
🇺🇸…は?日帝?
カタカタカタ…
🇯🇵うっ…こんなにも仕事を押し付けられるなんて…屈辱感がヤバいです…。
私は上司に頼まれた仕事をしているが、その量がとんでもなく多い。それを三日で仕上げろとか何を言ってるのだか…。
…正直ここに日本刀があれば上司を切っていた。
🇯🇵パンッ それは絶対駄目ですね。
とりあえず少しでも早く終わらせたい。早く休みたい。早くー…
🇺🇸よっ!残業か?
🇯🇵あっ…アメリカさん…。
何故このタイミングで来るのだ米国…。
あー…早く帰りたい理由が一つ増えてしまった。
🇺🇸お疲れのようだな。おっ…そうだこれ。この薬やるよ。
🇯🇵何ですかそれ…?
🇺🇸仕事に集中出来る薬。残り一粒なんだ。だから頑張ってる日本にやるよ。
明らかに怪しそうな薬だが…今はそんなのどうでも良い。
🇯🇵有難う御座います。
私は米国からその薬を貰い、早速飲んでみる事にした。
ゴクッ
…するとどうだろうか?
突然眠気に襲われてしまった。
そして私は眠気に勝てずに眠りについてしまった。
🇯🇵スースー…
🇺🇸…。
『続』