気づけば目の前に友人の1人がいたんだ
体は動かなくて
取り敢えずその友人に話しかけることにした
「ここはどこ?」
ありきたりな言葉を発した私を遮るように
友はこう言った
「お前のせいだ」
意味がわからなかった
「お前があの時あんな事言わなければ」
「もっと気軽に自分を出して生きていけたのにッ!何でッ!何でッ!」
と…そのようなことを言われた
私が?私が何かやらかしたのか?
そうならはっきりとそう言って、肯定して
そうでもないと何もわからない
自分じゃ何も考えられない
だけど、目の前の友の様子から
私に非があることが分かる
そんな事を悠長と考えているうちに
友人は
目の前で首を吊り、こう言った
「絶対に許さない。」
とな
それから次々と別の友人が目の前に
現れては色々な形で死んでいった
あぁ、この先の展開が分かった
『次は私が死ぬ番か』
そう頭によぎった時
首に圧力がかかった
だけど首を絞めれるような相手なんて
誰もいない
もしかしたらさっき死んでいった
友人の私怨なのかもしれない
夢に呼吸の概念があるかなんて
知りやしないが
だんだんと薄れゆく意識の中で
私は見逃さなかった
友人が死んだ状態のまま生きていることに。
著者,アルファ
コメント
3件
辞めましょう。 精神安定させてください。 一旦病院ってこいやごら(??)
凄い心配しなきゃなのにマジでこう言うの好きです。
え………大丈夫です………?