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彼に王冠を_
いつからであろうか、
国民らが王家に不満を持つようになり、
父上が、いや国王が変わられたのは_
ー今朝ー
朝、鳥の鳴き声が聞こえ太陽の光が差し込む
その頃聞こえる俺を起こす声で、 俺は目覚める
「ルピナス様、お目覚めの
お時間でございますよ。」
『ん、』
まだベッドで寝ていたい気持ちを堪え
ベッドの上で彼との会話を始める
『あぁ、なんだアセビか…』
眠たいが故に地声より低く
やや枯れた声でアセビに
話しかけながらも目も擦りながら体を起こす
「おはようございます。ルピナス様」
『あぁ、おはようアセビ』
このような何気ない会話をするのもなれたものだ
慣れた手つきで着替えを手伝うアセビをみてふと
呟く
『もう5年なのか、アセビが
私の専属執事になったのは』
『お前が専属になった日は今でも
はっきりと覚えているよ』
「僕もです」
懐かしい会話のあと、アセビは
いいにくそうに俺に話しかける
「大変申し訳ないのは承知の上ですが、
デュラ様から朝食のお誘いが書かれた
お手紙が届いております」
「…どうされますか、?」
『行くしかないだろう、何せ父上はデュラ嬢のことを気に入っておられるようだったからな」
「お察ししております、それでは直ぐに身支度を済ませて向かいましょう」
『あぁ、そうだな。デュラ嬢をお待たせする様なことがあればアセビにどんな理不尽な罰が下るかわからないしな』
「それは勘弁ですね、笑」
支度を済ませたあと俺らは
大広間に向かった。
制作関係者
脚本/黒音ルーシュ様
/ゆぅる
サムネイル/プラム様