テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
────────────────────────────
楽しかった
まだ死にたくない
これから
まだ
まだ
・
・
ショクインシツ
学 ゴホッゴホッ
晴 学園長 、風邪ですか?
学 ん〜…そうかもしれません 、、 、ズキッ
飯 移さないでくださいよ…
学 わかってますよ 、 、
ズキズキ
隊 あれ……?あっちゃん体調悪い 、?
学 え 、?なんで…?
隊 いや…なんで 、、?顔色悪いな…って
学 顔色…って…よく気づいたな…
学 最近体調が悪くて……でも風邪だと 、、
隊 そぉ……?気をつけてね 、?なんなら僕が看病しに行ってm……
学 遠慮しておくッッ…
ズキズキ
学 な 、?!なんだよこれ……?!
学 羽根…?俺の背中から生えてるのか…?
学 でも 、まだ小さい……
学 ぅーん……妖術 、?
学 とりあえずこの大きさだと服で隠れそうだし……まぁ…いいか 、、
隊 〜!!
隊 〜ッ!!
隊 ねぇ!!あっちゃんってばっ!!
学 はっ…?!
学 え、?はい……?
隊 最近ちょっとボーとし過ぎじゃない?!
隊 あと……
隊 あっちゃん…少し痩せたよね 、、??
学 え、いえ……そんなことは
隊 ちゃんとご飯食べてる…?
学 大丈夫だっ……
隊 大丈夫…?本当に 、、?
学 ガタッ!!
学 大丈夫…大丈夫だからッ
学 ほっといてくれッッ!!
隊 ピリッ…そう……ごめんね 、、
隊 じゃ…ぁ
学 ぁっ…
学 ッッ〜
学 俺はなんてことをッ……
ズキズキ
ズキズキ
ズキズキ
バッッ (起
学 あ”ぁ”“ッッ…!?痛いッッ……
学 ぅ”ッッあ”…ヒュッッ 、、
学 はぁはぁッッ?!痛ってぇッ””
学 なんだよ…この痛み…?!?!
学 羽根がデカく…?!
学 これじゃあまるで 、、、
天使みたいだ
晴 学園長?!なんですかその羽は…!!
学 ぇーと…これはですね、、
凜 それにしても白くて立派な羽ですこと…
飯 結構目立つっすね 、?
学 しまえるか試しては見たのですが…無理でした
晴 妖術……ですかね?
学 私もそうだと思いました
学 急に生えてきたものなので……
飯 それなら可能性はあるっすね
学 とりあえず様子を見てみます…… 。
学 ……クラクラ
晴 学園長……?
学 はい、?どうかしましたか……
晴 ……
晴 今日飲みに行きませんか?飯綱くんと凜太郎くんも一緒です!!
学 すみません…まだやらなければいけないことがあるので 、、
学 今回は…すみません
晴 わかりました!!また今度誘いますね!
明 ……
明 学園長……ちょっといいですか 、?
学 どうかしましたか?明くん…?
明 学園長…その翼どうしたんですか……?
学 あぁ…これですか、、
学 これは急に生えてきてですね…今のところそれ以外は特に変わりはないので大丈b…
明 大丈夫じゃないです…
学 え 、?
明 今すぐ検査しましょう
学 え 、?大丈夫ですってばっ
明 僕なりに検討は着いてるんです…お願いです検査を受けてください
学 検討…ですか 、 、これは妖術の影響ではないのですね……
明 ……
学 わかりました 、検査を受けましょう
・
・
明 検査の結果が出ました……
明 ッ……
明 学園長先生は天使病と言う病気にかかっています……
学 天使病 、ですか……?
学 それはどういう…
明 天使病
簡単にいえば背中に翼が生えます
初めは風邪のような症状から始まり
翼が栄養を吸収し、体調が悪くなります
そして最後はまともに生きていけない
ぐらいに弱ってしまう病気です
妖力もいずれ使えなくなるだとか
学 ッッ
明 あと、もうひとつ仮説があるのですが、
学 なんです…?
明 酷く残酷なことです…
学 ……
学 教えてください…… 、、
明 天使病にかかったものは自分の姿を保てれなくなると言われています
学 っといいますと…?
明 今まで天使病にかかったものは数少ないです
明 が……天使病を患ったものは自分とはまるで違う姿で発見されたらしいです……
明 残念ながら今のところ治療方法は見ついかっていません……
学 そうですか 、、、
明 学園長先生は最近体調が悪いなと感じたことはありますか…?
学 あります…ね 、、背中の痛みもそうですが、目眩がしたりします……
明 確証はありませんが持って1ヶ月と思った方がいいでしょう……
明 僕もできるだけ…治療方法があるか探っt……
学 いいぇ…
明 ぇ …?
学 もう…いいんです 、、
学 私はもう1000年も生きています…
学 今更 、生きるために…もう 、やれることはやりましたし……
学 検査してと言ってくださってありがとうございます ニコッ
学 それではッ…
明 ぁ…
そこからは体調が悪くなる一方であった
自分でもわかる…体が弱っていること
もう時期死ぬだろうと
歩くのさえ辛くなった
妖力を使うのも辛くなった
学 ぁ…れ グラッ
学 ちょっと 、仕事詰めすぎましたかね……
学 なんだか視界が…わる 、く……
ガタッバダンっ
隊 久しぶりにこの蘭丸様があっちゃんに会いにきたよ〜……
隊 え” 、 、 、 、?
隊 あっ…あっちゃん 、?
隊 あっちゃんッッ…あっちゃんッ!!
学 パチッ
学 あれここは…
明 起きましたか
学 私…ぁ 、倒れたんですね…
明 体調は…?お水いりますか??
学 普段よりはマシです水欲しいです…
明 持ってきますね 、
ガラッ 開
学 ぁッ…
学 蘭丸さん 、、、
隊 あっちゃん…
隊 体調…大丈夫?
学 はい…大丈夫ですよ 、 、ニコ
隊 ッ…
隊 ぁ 、あっ……
学 蘭丸さん…
学 少し付き合って貰えませんか…?
隊 ぇ……??
隊 ……
学 まさか 、蘭丸さんと一緒に空を飛ぶ日が来るだなんて……思いもしませんでしたフフッ
隊 ぁっちゃん……
学 妖になってから 、もう少しは長生きできると思ったのですがね……
学 …… 。
学 ですが 、まぁ…
学 このような最期ならいいかもしれません
隊 あっちゃん……
学 学園のこと…蘭丸さんにでもお願いしましょうかね……。
隊 あっちゃん……!!!
学 ぇ…ビクッ
学 どうしたんですか…?そんな大声出して
隊 あっちゃん…無理しないでよ…。あっちゃんが無理して笑ってるところ僕見たくない
学 ッッ……
学 ら、蘭丸さん……?
隊 ねぇあっちゃん……本当のこと教えて?
学 ぇ……?
隊 あっちゃんの本音聞きたいな……
学 ッ…
学 な 、……なんで…?
隊 ぇ…?
学 なんで…そこまで私を気にかけるんですか……?
隊 ……
学 確かに 、付き合いは長いです 。が……
学 なぜ…そこまで私を気にかけるんですk
隊 好きだからだよ…
学 え 、……?
隊 あっちゃんのことが…好きだから 、!!
隊 好きだからこれからも一緒にいたいし
好きだからこれから色んなことしたい
隊 あっちゃんに恋してから世界がキラキラして……とても楽しくなった…
学 なっ……///
隊 そういう顔するところもだ〜いすき♡
学 …///
隊 ほら…僕はあっちゃんに本当のこと教えたよ 、、?
隊 次はあっちゃんが僕に教える番……
隊 安心して…僕はあっちゃんのこと嫌いになったりしないよ…??
学 蘭丸さん……私 、はッッ…
隊 ぅん…なにー??
学 学園長として…弱音を吐くなと 、、思いました…
学 ですが…もし 、 、
学 もし…学園長ではなく蘆屋道満として
学 私は……いえ、、俺はッ
学 俺はまだ生きたいッッ…!!
学 あなたと…これからもずっと一緒に居たい……泣
隊 ぇッ……!!
学 ぅうっ…… 。泣
隊 ……ぎゅっ (抱
学 ぇッッ……//泣
隊 あっちゃんも僕と同じ気持ちだったの?
学 そうですよ… 。同じ気持ちです…大好きです……
隊 あっちゃん…!! (強 抱
学 生きたいという気持ちが 、、泣
学 叶わぬ願いなのはわかっています……だから声に出さなかった… 。それでもこのまま死にたいとは思わない……
学 でも…運命には逆らえない……
隊 ねえ…あっちゃん…… 、、
学 どうしt…
隊 ぎゅっ…
一緒に死のうか
、
学 ぇ… 、蘭丸さッ……
隊 僕もうあっちゃんと離れ離れは嫌だな…
学 そんなのッ…ダメです!!
学 蘭丸さんにはッッ…まだ…… 、
学 まだ 、生きて欲しい…
隊 あっちゃんとこれからも一緒にいさせて…?
学 蘭丸さんッ!!正気に戻ってくださいッ!!
隊 僕は正気だよ……?
学 ッッ……ピクッ
隊 僕はあっちゃんを1人にはさせたくない
学 そ、そんなの……勝手に…
隊 ねえ… 、?
学 ぅ……うっ泣
隊 あっちゃんはどう思う……?
学 そんな事俺に聞くなッ……泣
隊 ぇへっ…!
明 ……
学 やっぱり……ダメですか?
明 残念ながら…
学 そうですか… 。クラッ
隊 あっちゃんッ…
隊 明くんッッ
明 学園長をベットに……
学 お手数おかけしました…
明 車椅子準備してきますね…
学 弱っていること… 、私自身でも分かります……立つのも辛いですし 、、、
隊 あっちゃん…!!
学 どうしまし…t
隊 ちゅっ
学 なっ…////
学 ちょっと!!蘭丸さん?!///
隊 ニコッ!!
学 ッ〜///
明 車椅子とってきまし…た 、、
明 おじゃまでしたか…?
学 そんな事ないですッッ!!!!!
学 それではありがとうございました…。
明 学園長はこれからどうするんですか……
学 そうですね…
学 最期を満喫でもしてきますかね…
学 くれぐれも他の人にはバレないよう
学 お願いしますね
学 蘭丸さん 、今日は月が綺麗ですね…
隊 僕……あっちゃんとなら死んでもいいわ
学 ッ…
隊 ニコ//!!
隊 ぎゅっ 手 握
─ あぁとても愛してる─
─言葉に表せれないぐらいに─
ボトッ
水の中はとても冷たいのに…どこか暖かい
あぁ…死にたくない
まだ一緒に生きたかった
息が苦しくなってきた
隊 ぎゅっ 抱
学 あぁ…”
なんて幸せなんだろう
晴 うぅ…う” 、ぁあ”“泣
凜 晴明くん…
飯 ッッ……
晴 なんで…なんでッッ 泣
3組 ッ……
烏 蘭丸さん…… 泣
晴明side
これを人間で言うお葬式 、 、
っというべきか僕には分からなかった
でも 、たくさんの人が来た
恩返しだってしたかった
病にかかっていた事
ふたりが愛し合ってした事
少しでも話してくれれば良かったのに
そう思った
でも
何も憎めないし
何も戻りやしない
でもこんな結末でも良かったのでは?
そう思った
だって…
2人はこんなにも幸せそうな表情を
しているのだから
完
コメント
2件
やばい好きすぎるっ