「ふんふふんふーん♪」
ガラッ
「 亜依!一緒に帰ろ!」
「あ…うん」
私は高校2年生の汐賀 涼音(しおが すずね)
松路 亜依(まつろ あい)とは中学校からの親友で、実は結構憧れてもいる…!
「涼、おまたせ」
「全然〜!私が勝手に体育館来ただけだし 」
「それなら良かったけど…なんで今日は体育館きたの?美術部あったんでしょ?」
「あー…実は勘違いで、今日美術部なかったんだよね」
「そっか。涼、めっちゃ楽しみにしてたのに、残念だね」
「うん…それより!亜依めっちゃシュート決めてたね!」
「そう?ありがとう、まあ一応バスケは小学校からやってるからね。」
そう、亜依はバスケ部に入っている。バスケ部は忙しいし、美術部と日程が被っててあんまり放課後は会うことができない。でも、バスケをしてる亜依はめーーーっちゃカッコイイので!そんなデメリットは全然苦にならないのだ!
「そういえば、明日小テストだって。地理歴史と現代文。」
「うぐぁ…地理歴史かぁ…」
「涼、苦手だもんね…」
「……亜依は得意だよね〜〜」
「ま、あたしは文系だから…」
「それだけじゃないよ!全部の教科80点は取れるじゃん!」
そう、亜依はバスケだけじゃなく、勉強もめちゃめちゃ得意…。バスケ部めっちゃ忙しいのに、いつ勉強時間取ってんのかぜんっぜん分かんない!まぁ、それが憧れでもあるんだけどね。
「そもそもここ偏差値65なんだから、あたしが普通でしょ」
「うぅ…だって亜依と一緒の高校が良かったんだもん。」
「あはは…言うて涼も毎回高得点じゃん、ガンバ。」
「はぁ…頑張るかぁ…。」
「あ…あたしここだから、またね。涼。」
「うん、ばいばーい!」
「……」
「私も、帰るか…。」
1話おわり
こんにちは!作者です。最後まで見てくれてありがとうございます〜!更新遅くなったらすみません!
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