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※今回はちょっと殴る要素あるからちょっと注意
「それって、、あの時の、?」
私は公園にずっと行っていた頃に出会った髪の白い綺麗な女の子だと思った。
「みゆ?」
「いや、小さい頃に会ったことあるなって。その子学校にいるわけないよね、」
「いや、4組にいると思うけど、?」
その時、またあの女の子に再会できると思った。
お礼を言えると思った。
「あんたそれ嘘じゃないでしょうね!?」
「4組行ってくる!」
私は走り出した。
あの女の子か確かめるために。
4組
「や、やめてください!」
美優夏の目に入ったのは上靴を捨てられそうになっている白くてサラサラした髪の毛で、大人びいている女の子だった。
私は体が勝手に動いていた。
その子の上靴をゴミ箱から取り出し、いじめていた奴らに声のトーンを低くして、
「おい、何してんだよ。」
ボコッ
気づいた時には相手の歯が折れて顔が血まみれになるほど殴っていた
私が誰か気づいた奴らは逃げていった。
「なんで、、?なんで白雪さんがここに、?」
「あーもうめんどくせぇなあそんなの後でいいから早く上靴履けって」
そう、私は元ヤンで学校一恐ろしいとされる女なのだ。
人を殴ると性格が悪くなる。
日和と距離があるのもそのせいかもしれない。
「で、あんた名前は?」
「ま、松浦花菜です、」
「花菜って呼んでいい?」
「、いいですよ」
仕草、髪、顔、全てがあの時の女の子だった。