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類にバックハグされ、五分が過ぎようとしている頃。



(…………ん?待て、これバックハグじゃないか?)




司は異変に気がつき始めた。


「お、おい、類。距離が近くないか?」


これはダメだ!!!オレ相手ではなく他の誰かにやってほしい!!!!彰人と冬弥はもう付き合って、じゃなくて!!結婚してるしな、……………………………………………………カイト、とか。カイ類?類カイ?………………新しい扉が開く音がしたな。



司の新しいが扉を開かれた一方で、セカイにいるカイトの衣装が突然ウエディングドレスに変わったそうだ。


ミクが言うには、

「ドレス姿のカイト、とってもわんだほーいだったよー☆」

らしい。


話を戻して、



「おや?司くん、僕達いつもこの距離感だった気がするんだけど……」


オレの肩に顔を埋めている類が言う。


「いや、バカ言ってんじゃねーよ。毎日その距離だとこっちがたまんねーわ、な。冬弥」


「そうですよ、神代先輩。司先輩の顔を見てください、とっても困ってますよ。」



うーーーーん、確かに困っているな。推しカプ+αが喋っているんだ……困った顔というか変な顔だな。


……先程から類からの視線がすごい。



「困っている司くんも可愛いね。」



うわあああああぁぁぁ!!違う、違うんだ……その台詞を、オレの頬に手を添えながら言わないでくれ…………いいか、類。そう言うのはな、本命の相手だけに言っといてくれ。そう、その本命の相手がカイトだ。分かったか?


……とは言っても実際口には出せないがな!



「一旦!!類!離れてくれ!!」


「えぇ?何でだい?はっ!もしかして、僕のことが嫌いに…………」


「あぁ!!違う違う!!!嫌いになるわけがないじゃないか………………その、罪悪感が……」


カイトの相手とこんなのをしていることが、だ!!カイトも嫉妬してしまうだろうに……………………


「罪悪感……?」


「違ーーーう!!!!」


うぅ、口が滑ってしまった!!落ち着け……まずは落ち着くんだ、


「その……天才演出家にこんなことをしていいのかって……」


「した、じゃなくて、された、だろうけどねぇ……いいじゃないか♪どうせ恋人になるんだし」





……………………は?!?!?!?!今、恋人って…………オレと?




「いや、類!!!それは解釈違いだ!!!」



類の肩をガシッと掴む。驚くどころか喜んでいるようにも見える類の横で、固まっている二人。





司は、三人様子には気にもせず、早口で語り出した。



「まず!!!類!!!!お前には、オレ以外の相手がいるだろう!!!!」

「え?ちょっ、なに言って……」

「そしてバックハグとは何だ!!オレにすることではない!!!お前と誰か(男)がしてるのを見るだけで十分なんだ!!!シチュエーションも違ーーう!!!ハグするときは甘えた声で、「……つかれた」とか言ってくれそこは!!!!オレ以外の男に!!!」



しばらく説教(?)も続き、


「ほーう、男同士ねぇ……」



終わった頃には司が必死で隠してきた趣味も全部バレてしまっていた。



「なるほど、司先輩はBLが好きってことですか、」


「まぁ、そうだな……」


「あぁ、だから……俺達のことを見守るとか、そういう目で……」


「いや、そういう目とは何だ。語弊が生まれるぞ、」


隠してきたのは否定されるのが怖かったから。だから、司は嬉しかった。


「……オレの趣味を知っても、引かないんだな…。その、安心したぞ……」





「当然ですよ。どれだけ貴方のことを好きだと思っているのか、知ってて言ってますか?それ。」



………………うん?




「ちょっと待て、冬弥。それはまるでオレのことが好きみたいじゃないか?」




「…………え?逆に今まで気づかなかったんですか?」


「それは、鈍感すぎないかい?」


「呆れましたよ……オレ達皆司センパイのことが好きなんですよ。」



三人から迫られた司が言った一言、



「……オレが、愛され……?」



結局彼は、何処まで行っても腐男子であった。


あとがき?(読まなくていいやつ)


……キャラクター同士の呼び方が分かんない…………

違ってたらすみません🙇

ストーリー、読み返さなければ……



うわああああ!!!ミクちゃんのイベント楽しみだー!!!!!カラフェスの限定やばくなかったですか?!……………………………………!!!!クリスタルがない!!!!!貯めなければ!!!





次回予告!!!!


遂に最終回!?!?!?三人の告白をどうする司くん!!!!!お楽しみにーーーーー!!!!!



……………………次何のカプ書こっかな、

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最高じゃないか!!!

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