「あ…」
「ん?トワどうしたぁ?」
「カレールー買い忘れちゃってた、」
「うわ、マジか!スバルが買ってくるわ。」
そう、言ってスバルちゃんは上着を羽織る。
「いや、いいよ。スバルちゃんはお客さんだし。」
「え、でも悪いし…」
「いいから。」
「わ、わかった。気をつけてけよ、?」
「はぁーい。」
ガチャン…
「はあぁ…⸝⸝」
本当にスバルちゃんのああいうとこ好きだなぁ…。
トワの代わりにルー買ってこようとしてきたりとか、出る時にも心配してくれるとか…。
「早く買って、美味しいカレー作ってスバルちゃんの胃袋だけでも掴んでこ…、」
そう、ウッキウキで近くのスーパーでルーを買いに行った。
はずなんだけど…
「トワ帰ってくるの遅くね、?」
トワの愛猫虎太郎と戯れて待っていたが流石に遅すぎる。
トワの家からスーパーは徒歩15分ぐらい。
トワが家を出てから明らかに1時間は経っている…。
「大丈夫かな、?」
もしかして…、、
ふと嫌な予感がした。
気づいた時には外へ飛び出してトワを探しに向かっていた。
トワのマンションを出てからすぐにトワを見つけた。
のだが…、、
「なぁ、姉ちゃんちょっとだけだからお茶一緒にしない??」
そこには2人のナンパ男がいた。
「さっきから断ってるよね?マジで無理なんだけど。」
なるほど…、さっきからトワの帰りが遅くなってるのはこのせいか。
でもトワならふつーにナンパなんてすぐ追っ払って帰ってくるはず…。
ってそんなことはどうでもいい。
早くトワを助けないと…。
「あ、トワ!」
「え、スバルちゃん?」
「スバルもうお腹空いちゃったよぉ…。」
「ごめんごめん…、」
「てか、この人たちは?」
「知らない人。」
「じゃあ、早く帰ろ〜!」
そう、言ってトワの手を掴んでその場から逃げた。
「ふぅー…、なんとか逃げれたねトワ!」
幸いにも男たちは追いかけては来なかった。
「う、うん…⸝⸝⸝」
「トワ、顔赤いけど大丈夫?」
「ちょっと走り疲れちゃって…、、」
「あ、スバルが無理に走らせちゃったから…。ごめんね💦」
「ううん、大丈夫。てか、助けてくれてありがとうね。」
「流石に帰り遅かったから心配しちゃったわ。」
…
スバルちゃんと手を繋いじゃってドキドキしちゃったとか言えない…⸝⸝
てか、あのナンパ男たち厄介で帰れなかったけどスバルちゃんが助けてくれに来たの超嬉しかった…、、
なんてもちろん本人には言えるはずもなく…。
「カレー出来たよ〜。」
「はぁーい。」
「「いただきます〜。」」
「おいひぃ…!!」
「本当、?」
「うんっ!」
「よかった…⸝⸝」
あれ、トワってこんな可愛かったっけ…、?
なんか今日はいつもよりも可愛く見えるわ。
(ま、気のせいか!)
一方その頃…
「はあ…、今頃スバルちゃんはトワちゃんと仲良くお泊まりか…。」
正直言うとめっちゃ、羨ましい…、、
…
『スバルちゃん、明日は僕の家泊まらない?』
気づいた時にはそうスバルちゃんへ送っていた。
「は!?僕、何送っちゃってんの?」
送信取り消しをしようとしたがすぐに既読がついてしまい…
『いいよ〜。』
「へっ!?いいの??」
マジかぁ〜…⸝⸝
明日が楽しみだなぁ〜。
楽しみが1つ増えたおかゆなのであった…。
ーはい、今日はここで一旦ストップー!
今回はスバトワメインになっちゃったけど、一応スバおか前提のスバトワだから!!
ではまた次回!
コメント
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助けて明日学校やー最悪