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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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いふしょー兄弟ぱろ!!!


更新遅くなってごめんなさい!!

下書きノートが消えてた!!!


なんでも平気さんだけどうぞっ



桃「なんで怒鳴ったんだよ」


桃「怯えてただろ」


青「…会長には関係ないことです」


桃「ある。同じ生徒会」


桃「というか、ほんとに会議でろ。

なんで出ないんだよ?」


青「………………から」


桃「…?」


青「俺だって出たくなくて出て無いわけじゃありませんから!!」


桃「じゃあ…なんで」


青「さっきから言っているでしょう」


青「会長には関係ないことです」


青「もうこれ以上聞かないで貰えますか?」


発する言葉が早くなる。


辛い。


この場から逃げたい。


桃「…お前、会長に対してそんな口聞くな」


あ。ほら。めんどくさい。


もう嫌だ


嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ


桃「…大体、なんかあるなら__」


青「関係ねぇって……!!」


その瞬間、頭に激痛が走った。


強いもので、鈍器で、殴られているような。


そんな感覚だ。


青「…ぁ”…」


桃「え、あ、…え?いふ…?」


青「ぅ…い”っ……」


青「っは、ぁっ、っ、」


やばい、息が


でも、学校で倒れたらだめだ


父さんが怒る、


母さんと初兎が危ない


青「すぅっ……はっ、すっ、」


深呼吸出来ない…!


桃「…いふ、俺の真似して」


桃「すぅ…はぁ…すぅ…はぁ…」


青「すっ、はぁぁっ、すぅっ、はぁっ」


あぁ、良かった


息ができた


なのに、


おかしいな…


前が、見えない


バタッ


桃「っまろ!!」



ごめん、母さん






ごめん、初兎





白 side


いふ兄が、倒れた


俺が、出てちょっとしたあと。


悠くんに事情を聞いていた。


いふ兄は、先生の仕事を代わりにやってた。


それに、会議のための資料も1人で作ってた。


けど、誰が作ったのか聞かれた時は、


悠くんが作ったことにしておいて、と言われたらしい。


学校では、誰とも話しては行けない。


話して、いふ兄がバイセクシャルだってことがバレたら、


父が会社を辞めると言い出したから。


全部、全部父さんのせいだ。


父さんの会社が、考え方の古い会社だった。


だから、セクシュアリティなんか受け入れるどころか拒否っていた。


いふ兄が「バイセクシャル」だと自白した時、突然父はいふを叩いた。


何度も何度も何度も何度も何度も何度も。


叩き終わったと思ったら、いふ兄に対して、


「これからは学校で誰とも話すな。

初兎とも赤の他人として接しろ。

裏道を使って帰れ。」


そう言い放って、部屋に戻った。


俺はそこから暴力恐怖症になった。


大好きないふ兄と関われなくなった。


いふ兄も俺が大好きだったいふ兄じゃなくなった。


母さんは父さんに脅された。


父「こんな奴に優しく接するな。

お前も叩かれたいのか。」


そこから、俺の家族は狂った。



母さんは静かだったのに、


よく怒鳴るようになった。


父さんは優しかったのに、


別人のように怖くなった。


いふ兄は明るくて笑顔だったのに、


暗くて無表情になった。


全然、違う家族になったみたいだった。


悠くんによると、日々の暮らしのストレスが溜まり続けて爆発したのが原因だって。


でも、俺にはもう1つ心当たりがあった。


昨日のことだ。


大雨の中、びしょ濡れで怪我して帰ってきて。


そんないふ兄を父さんが追い出した。


あの後、いふ兄が誰かの家に行くとは思えなかったし。


今日見たいふ兄の髪や服が、


湿っているように見えた。


きっと、学校に戻ったんだ。


夜から、ずっと寝ずに仕事してたんだ。


気づけなかった。


何も、出来なかった。


悔しい。


悔しくてたまらない。


所詮、俺には何も___



黒「…初兎?」


白「…ん?」


黒「泣くなよ、」


白「泣かへんよ」


黒「…泣いてるよ」


白「へ…」


頬を触った。


濡れていた。


拭っても拭っても、


止まらなかった。


白「あれ…」


白「なんでやろなぁ…w」


黒「初兎のせいやないよ…」


黒「初兎は、まろの力になれてたと思うよ」


白「っでもぉっ…ポロポロ」


黒「…これはしゃーない」


黒「まろが、相当きてる時は、俺も関われない」


黒「しかも、あいつ全部抱え込むから…」


白「俺…なにも」


白「何一つ、いふ兄のこと知らんかった」


白「俺やって、いふ兄の力になりたかったッ…」


黒「大丈夫。」


悠くんが俺のことを優しく抱きしめる。


黒「力になれとるよ。」


黒「心配しなくてもええんよ。」


黒「初兎のせいやないんよ。」


白「うっ…あぁっ…ポロポロ」





黒「落ち着いた?」


白「…うん。ありがと、悠くん」


黒「俺は何も。」


黒「さ、病院行くか」


白「…うん」







一旦切らせていただきます!


ほんとに更新遅くなってごめんなさい!!


2週間も開けちゃって…


まぁあらすじはあるんであとは文章にするだけですし


頑張って続き書きます



ここらでさよなら、おつよあでした!









【完結済】哀の壁【青白】

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コメント

14

ユーザー

今回も最高だぁ、! 次回作も楽しみです!!

ユーザー

すごい!こんな完璧な小説、誰も思いつきませんよ!続きが楽しみです!

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