それはまだ誰も知らない裏の話。20XX年日本の北海道➖町にある俺が所長を務める財団の研究所で事件があった。その事件がのちに世界存亡を賭けた戦いの始まりとなるとはこの時は誰も予想出来なかった。その日俺はいつものように収容物が出てないか監視していた。夜11時ごろだった。所長室に戻ろうとすると何の前ぶれもなく警報が施設内に響いた。『各職員は至急、収容物の安全を確保せよ!』施設のスピーカーがそう告げると、近くにいた職員が一瞬にして自分の持ち場へ走っていった。俺は慌てて監視ルームに行き、監視映像を見ると最高危険ランクAを示す収容物の部屋のドアが破壊されて、中の収容物がなかったのだ。俺は慌ててマイクを持ちアナウンスをした。『直ちに出入り口を封鎖してください!』もう収容物は隔離室から持ち出されたならこの施設から持ち出されなければ大丈夫なはずだ………『施設内で不審爆発が発生!直ちに職員は避難して下さい!』施設からアナウンスがあった。最悪だ。僕が想定していた最悪の事態になった。それは収容物を使いここを脱出ことだ。収容物を使われたら専属の部隊が来ない限り止める事ができない。俺は必死にこの研究施設から逃げた。俺は研究施設を出ると近くにあった森に駆け込んだ。俺はただただ研究施設から逃げる事しか頭になかった。「あ、」俺は木の根に足を引っ掛けて転けてしまった。俺はなぜか起き上がることが出来なかった。多分ここ数日連勤での疲労だろう。ヤバい、眠気が襲ってきた。だめだ逆らえない。「おい、誰かいるぞ!?」眠る前に微かに聞こえのは確かに人間の声だった。
コメント
1件
素敵です!