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俺は気づくと財団の施設にいた。一つの個室のようで、テレビや冷蔵庫などもある。ベットは2段ベットで下の方に寝かされていた。おおかた危険度Aランクの収容失敗の責任で存在ごと抹消されるところだろうそれまで寛ぎますか。と言っても約3畳半しかない部屋でどう楽しめと?やることがない俺はこの部屋の唯一の娯楽のテレビでもつけてみると、俺は我が目を疑った。地上波のニュースに財団の施設が出ているではないか!普通は財団の情報が表に出ることはないはずなのに、しかも俺が所長を務めていた施設ではないか!財団が揉み消せなかったのか?それとも財団があえて消せなかったのか?今の俺にはそれすら知ることができない。ニュースではガス爆発が原因だと放送しているが、実際にはあれの仕業だろう。しばし悩んでいると、ドアを叩く音がした。「どうぞ」俺はそう返事をすると財団職員が3人ほど入って来た。2人は軍服を着ており、財団の特殊部隊でもう1人の護衛かもしくは俺の抹消だろうな。もう1人は白色のが軍服を着ており胸元には数々の勲章が飾られている。財団の上層部だろう。すると白服の男が険しい表情で話し始めた。「貴様は財団の収容物の失敗をした」俺は小さく頷いた。「貴様には過失責任で収容物の奪還を命ずる」俺は訳がわからないまま硬直していた。すると白服の男が淡々と話し始めた。「私の名前は森岡。今回の任務は貴様が収容していたコリンの奪還である。必要であれば人員から何でも財団が提供できるもの全て提供できる」そう話し終えると俺は戸惑いながらも質問をした。「なぜ俺何ですか?」「貴様は財団に許可なくで密かにコリンについて研究をしていだろう。貴様が現在一番コリンについて知っているからだ。」気付かれていたか、そう俺は興味本位でコリンを夜中にこっそり研究していたそのおかげでコリンについて財団すら知らない情報を知っている。ここで断れば俺は抹殺だな。協力すれば生かしてもらえそうだな。俺が取るべき選択は「わかった。財団に協力する」そう告げると森岡は私に背を向けて「ついて来い」と言って歩き出した。