青黄 nmmn
蒼翼くんと黄海くん。
第2話:前から好きだったんです。
━━━━━━━━━━━━━━━
─青side
青「あ゛ーっ、イラつく…!」
桃「そんな怒んなって、まぁ人の物を勝手に取るのはよくないと思うけどよ…。」
僕たち2人は放課後の教室で昼の出来事を話していた。
青「まじでアイツ…気晴らしに今日後輩殴りに行こっかな……。」
桃「お前さぁ……そろそろやめたら?笑、そういうの俺飽きてきた笑」
突然君が言う。頭でもおかしくなったのか。
青「は…さとみ、それマジで言ってんの?」
桃「ん…」
青「お前急にどうしたんだよ…頭でも打ったのか?」
桃「…るせーな。俺帰ってゲームしてくるから、今日はころん1人で帰ってくんね?」
机の上に置いていたバックを手に取って教室を出ようとする君。
青「っ…あっそ、勝手に帰りゃいいじゃん。」
桃「……」
ガラララ…
青「はあ…」
(あいつ…どうしたんだろ。急にあんなこと言って…。…引き止めてちゃんと話聞いときゃよかった。)
黄「喧嘩ですか?」
青「?!」ビクッッ
机に頭を伏せて先程の事を後悔している時、突然後ろから話しかけられる。
黄「さっき階段を下りていくさとみくんを見ました。いつも一緒に帰ってますよね。何かあったんですか?」
「……るせーな…お前には関係ないだろ。てか…なんで生徒会長さんがここにいるんだよ。普通は今の時間帯って生徒会室で仕事中なんじゃねーの?」
黄「……それは─」
青「あーサボり?W疲れるよねぇWよちよち〜Wくははっ──」
グイッ
青「!?」
昼のこともあってイラついていたから、少し煽ってやろうと遊んだつもりだった。なのにるぅとはいきなり自分の両腕を片手で掴んで壁に押し付けてきた。こっちをじっと見つめてくる。おまけに片足で股の間をグリグリと押してきやがった。
青「なっ!やっ…めろ……ぁんッ…///」
「!?///」
情けない声が思わず出てしまう。その上相手は男…気色悪い……。
黄「ころんくん…ころちゃ……ころちゃん。」
青「ッ…はっ??///」
黄「あまり調子に乗らないでもらえますか…?」
青「ぁ…は…ッ、ちょ…///それ…ッやめ…ッ」
黄「…やめたら逃げますよね?嫌ですよ。」
青「なんっ……あっ///やぁ…ッ///ぁう゛///♡」
(い…嫌だ…!こんな男にイかされたくない…っ、気持ち悪い…!声も聞かれてる…なのに…!)
黄「ほら…ッどうですかッ?えっちな声出てますよッ?」
青「あッ、やぅぁ…ッ///だめ…ッあッッッ~~~~///♡……んッはぁあぅ♡♡ぁあ…♡♡♡」
黄「はは笑…空イキしちゃったの…?」
青「ッふぁ///♡」ビクビクッ♡
「ん…ッ///ぉまえ…ッッころす…ッ///」ギロッ
(うそだ…ッ///男で…イッ……)
黄「んふ♡初めての空イキ…気持ちよかった?♡」
青「ッ~~~~///」カァァッ
(…!?なんで知ってるんだよ…ッ!///てか…初めての空イキが男とか…もう最悪だッ…。)
黄「ころちゃん…好きですよ。」
青「ふぅ…ッ///……えッ?」
黄「前から好きだったんです。」
さっきからコイツが何をしたいのかサッパリわからない。突然壁ドンされたかと思ったらメスイキさせられて初めての事も知っていて……今度は、『前から好きだった』?
こんなの絶対おかしい…。それに、こいつはどこかで嘘をついている。今まで不意に引っかかる点が何ヶ所かあった。
まず1つ目、今日の昼、俺とさとみ2人のことをどこで知ったか聞いた時に、こいつは『苺高等学校一の不良2人組って入学当時から有名だった』と答えたが、これは何かを誤魔化すための口実。俺とさとみ2人は入学当時から不良してた訳じゃない。実際は2年生の半ば頃だから確実に嘘。あの時は俺もさとみもいきなりの事で気づけなかった…。だが、どうしてこんな嘘を付いたのかまったく予想がつかない。何を考えているのか理解不能。
そして本当になんで生徒会長がこの時間に俺の教室にいるのか。なんでさとみと俺がいつも2人で下校している事を知っているのか。……エスパー?なぜ俺ら2人を見ている?全然わからない。
青「どういう…事だよ。俺とてめぇは今日初めて会っただろうが…。」
黄「ちがいます……僕達は2年前に既に会っているんですよ?」
青「は……ッ?」
━━━━━━━━━━━━━━━
蒼翼くんと黄海くん。
𝐍𝐞𝐱𝐭⇢800♡
コメント
10件
めっちゃすき ぱにたんめっちゃかくのじょうず!!つづきまってます!
抵抗してるのに耐えきれないでイっちゃうのとても癖