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⚠こは杏
こはね→杏の愛強め
ちょっとヤンデレあり
ちょっとだけ過激を匂わせる箇所あり
視点→彰人
「おっはよ〜♪」
そう言いながら、元気に練習場所に来た杏
「あれ、今日こはねと一緒に来るんじゃなかったのか?」
「あ、こはねは今ちょっと飲み物買ってくるから先行っててって、」
「ふぅん………、」
いつもの様な会話をして居るようにみえて、少しオレは気になっていることがあった
(……杏、彼氏でもできたのか?)
そんなことを思いながら見る杏の首元には、まるで”自分の物だから手を出すな”と言いたげな赤い跡があった
(…そういえば結構前、コイツ恋人ほしいとか言ってたよな、)
そう思っていると、更に聞き慣れた声が聞こえた。
「すまない、遅れた……っ、」
走ってきたのか、息を切らして場所に来た冬弥は、何かに気づいた様子だった
「…?白石、その首元の怪我はどうしたんだ?」
…コイツ。
「、え?首元……って、……」
何かに気づいたのか、突然杏の顔は真っ赤になった
「あ、!いや…これは、!あの………か、蚊に刺されちゃって〜…」
しどろもどろになりながら言い訳する杏。こいつ嘘下手だな
「……?そうか…、?どちらかというとなにかに吸い付かれたような……って、んぐっ」
「…あーあぁ〜、こはね早く来ねぇかなぁー」
「んぐぐ…むぐ…んぐぐぐ…むぐ」(彰人…その手を離してくれ)
冬弥の口を抑え、平然を装っていると、こはねが来た
「ごめ〜ん!!遅れちゃった、って二人何してるの?」
「むぐぐぐ…んぐ…」(小豆沢…助けてくれ)
「あーちょっとしたじゃれ合いだよーうんー」
「…東雲くんが初めて会ったときみたいになってる…」
すこし困惑気味に話すこはねは、チラッと杏を見て、少し察したようだった
そうすると、オレの方に来て、オレにしか聞こえないように耳打ちをした
「…アレ、付けたの誰だと思う?」
と言うと、こはねはふふっと笑った
「……あー…」
「んぐぐ……むぐ…」
「…あ、ごめん」
視点→こはね
練習が終わったあと
「…んもー…こはね、こんな見えやすい場所につけたら駄目だって…」
「…えへへ、ごめんね、」
「……ねぇ、こはね…今日…、」
「……うん、今日も泊まるんでしょ?」
「…、すー…、すー…」
「…ふふ、杏ちゃん気持ちよさそうに寝てる、」
少し私より大きな彼女の身体に触れると、彼女は少し身体を震わせた
「…んふふ、杏ちゃん、可愛いなぁ。」
そう言い、寝ている彼女の顔に少しちゅっ、とキスを落とすと、彼女にかかっていた首元の髪の毛を避けて、そこに顔を寄せた
小さくだけれど、十分に見えるように付けられたそれを確認して、彼女の髪を少し撫でた
…
杏ちゃんは、私のもの。