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「あ”ぁ”~…めんどくさ、書類仕事。せめて依頼が良いよぉ。」
金色のセミロングをした少女がとある館の書斎で1人呟いた。
彼女の名前は『三上戸秋』。館の主であり、館に住む人々の中で最年少の少女である。
「このあと黒兎亭にも顔出さなきゃなの…?ナニコレ????」
そう呟いていると突然扉が開き
オレンジ色の長い三つ編みをした背の高い少年がノリノリで書斎に入ってきた。
彼の名前は『ライ・アルファート』。失敗作の死神もどきであり、自称戸秋の婚約者の変態である。
「うェ!?さっさと帰れ!!」
「え~?僕達許嫁の仲なのに?依頼持ってきたのに?」
「しらねーよアホ!!早くかえr…依頼?」
「そう!!依頼!!これがホラー染みてるからお願いしたいんだ~!」
「えぇ…これ夜だしホラーだし私の嫌いを詰め込んでるでしょ?わざとでしょ?」
「そんなこと無いヨ~(棒)」
そう二人が話しているとまた2人が来た。
1人はピンク色のロング髪をした少女。『マキナ・ルーズ』。メイドの1人であり、『ルズ』と呼ばれている。
もう1人は薄水色のツインテール髪をした背の低い少女。『夢咲ウル』。メイトの1人でありアンドロイド。
早速ルズが”大嫌いな”ライ(糞死神)に話しかけた(?)
「あーっ!!糞死神!?さっさと帰りなさい!!ウル!こいつを追い出しますよ!」
「ふぇっ!?りゅッ、竜華さんの許可がないからダメですよぉ…」
「あはは~今日も怖いねぇwじゃあ僕はそろそろおいとまするよ~♪」
そう言って嵐は去っていった(ヤンデレメイドが来ちゃったけどね!!!!!)
「お嬢、依頼はどうするんですか?奴絡みだと結構依頼が面倒ですよ?」
「そうなんだよね~….まぁ依頼で救える命もあるし行こうかなぁ。」
それが【始まりの依頼】とは知らずに私は依頼解決へ出発したのだった