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「此処が依頼の場所ねぇ。来るときから見てたけど、とにかくデカイね」
そう戸秋が黒い着物姿で言った。
それもそのはず、私達(戸秋,ルズ,ウル)はどデカイ灯台の前にいるのだから。
「で?今回の依頼はどんな依頼なのさ?私見てないんだよね~」
「私は分かりません!!ウル!頼みましたよ!!」
「ふぇっ!?私ですか?えっ、えっと名前は”灯籠の灯台”ですね。迷宮と化した灯台の1番上の階?に灯籠があってそれを壊すという依頼です。」
そう言って私達は灯台の中に入って行った。
私は壁の固さを確認したり、ルズはどう壊せるか試行錯誤(?)したり、ウルは暗さに驚いていた。
そうやって各々が探索をしているとルズが急に
「お嬢!!私どうやって壊せるか分かりました!!強い力でぶっ壊せば良いんです!!」
「なるほど?ダメだよ?そもそもお前は壊しすぎるだろ!!せめてウルちゃんだよ!?てことでよろ!」
「ふぅぇ!?わッ分かりました(?)壊せるか分かりませんがでは少し離れていてください…」
そう言うとウルは銃のポーズをした右手を上に向けた。
やっぱり”これ”をすると空気が少し霞むなぁ。竜華に特訓をお願いしとこう。
「私を、全てを揺るがす風よ、今私に力を貸さん。”ルーフバレット”」
そして周りの空気がウルの”銃”に集まり、空気弾を発砲した____