テラーノベル
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やっぱり何も感じない。
痛いはずなのに
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛みがあるのにどうして声が出ないのだろうか。
身体中はもう傷だらけで片腕もない。横腹は深くエグれ、頭の片方は潰れて目も機能しない。
私の周りでは別の女の子たちがナニカと戦っている。みんな自分の血と返り血でグチョグチョだった。
目の前にいた別の少女は敵に頭を掴まれ、グシャッと…音を立ててひと握りで潰された。私の顔に返り血がかかり、鉄臭い。
もし…もしも来世があるのなら
私は”︎︎ ︎︎ ︎︎普通"︎の人間に生まれたい。
そう考えているうちにも敵は私に近づき、私を潰した。
これは、この少女の︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎3度目”の人生を綴る物語。
『藍色は春に溶ける』
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