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それから、分からない授業を聞き、やっと全ての授業が終わり帰ろうとドアをガラッと開けると一条様が待っていた


「あ…」会っては行けない人と会ってしまったァァ


「ゆず、お泊まり会行くだろ?」とニヤニヤしながら言ってきた


「まぁ、約束したので行きますよ…」


「俺がお泊まり会をしたいのもあるが、料理人達がうるさくてな…」と少し困ったような顔をした


一条様は実は偏食とか?それで困ってる?それともさっき話してくれたシェフさんのプリン話?


それだとしたら申し訳ないし、助けないと!


「どういうことですか?」


「さっきシェフから話は聞いたと思うが、俺は世界中の料理人を集めてプリンを作らせている。だが、誰に作っているかも分からないのにずっと作るのは無理だ!と文句を言ってきてな…」


それは僕だって思うよ。シェフさん達に本当に申し訳ない…。


それにシェフさんたちを拘束して、この人は人の心がないのか?


「僕のことを連れていくのはいいですけど!ちょっとはシェフさんたちのことも考えたらどうなんですか?」


「雇っているのだからそれぐらい耐えて当然だろ」


「そういう人、嫌い」


「俺はゆずに嫌われてもその何十倍好きな気持ちを伝えて好きにさせてみせる。ゆず好きだ。愛してる」


突然の告白!?


「動揺させて錯乱状態にさせる作戦ですか!そういうのは効きません!ちゃんとシェフさんたちに感謝しないと」


「感謝はしてる。よく頑張ってくれていると思うが、弱音を吐く人は好きでは無い。だから、さっきの発言をした」


「まぁ、分かりましたよ。じゃあ、仕方ないですから案内してください」と言うと僕の手を取って少し微笑んで「わかった。ちゅ…」と手の甲にキスをしてきた


「ちょっと!何するんですか!」


「お気に召さないってことは、キスの方が良かったか?ゆず様」


これ以上変なことを言っても勝つのは一条様って分かるから、何も言わずに「もう!早く案内してください!」と少し怒った


「はい、ゆず様」とウィンクをして手を繋がれて教室を出た


歩き始めたところでウィンクをした姿が腑に落ちなくて「その、イケメンなのは十分!十分に!分かりますけど!その…変な感じでするのやめて貰えますか?したくないのにかっこつけようとしている感じがすごく寒気がするというか…普段でもかっこいいんですから、そういうカッコつけるのはやめた方がいいですよ」と言うと一条様はピタッと歩くのを止めた


「ど、どうしたんですか?」


「誘ってるのか?」


「へ?」


誘ってなんか1ミリもなくて、事実を言っただけなんだけど…


「さっきの発言は誘っているだろ…今日手を出されても仕方ないと思えよ」


「え?って!手を出す気満々じゃないですか!」


「なるべく努力はするが、寝る前にさっきの発言を思い出したら食べるだろ」


「いや!食べないでください!」


一条様は頭でもおかしくなってしまったのか?


「じゃあ、食べない。味見する」


「いや!味見もダメですよ!」と少し怒りながら言った

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