テラーノベル
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「」⋯♦️☕️
『』⋯🍝🍷
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奏斗視点
『はぁ…』
雲雀が門限を過ぎても帰って来ない。
もうすぐ日を跨ぎそうだ。
何やってんだろアイツ…。
僕は雲雀が帰ってくるまでずっと待っているのに。
雲雀がどうしてもって言うから門限も大分遅めにしている。
なのにアイツは、僕を差し置いて、 僕を忘れて、どこかで楽しんでいる。
僕が居るのに。
ふと時計に目をやる。
『あれ、もう日跨ごしてるじゃん』
『何やってんだかほんとに…』
流石に日を跨ぐ前には帰ってくるだろうと思っていたが、そんなことは無かった。
五分、十分と徐々に時間が過ぎて行く。
日を跨いでから十五分が経過したが、雲雀が帰ってくる気配は無かった。
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あれから一時間程経っただろうか。
ガチャ、と玄関の扉が開き、雲雀が帰ってきた。
玄関の横に寝室があり、僕はそこで作業をしていた。
寝室から出て、リビングの扉を開けようとしていた雲雀の肩をポンッと叩く。
雲雀はゆっくりと振り向き、僕の顔を見るなり、ヒュッと喉の奥から声を出した。
『とりあえず、言い訳は後で聞くから』
そう言って雲雀の手を引き、寝室のベッドに乱暴に押し倒した。
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雲雀視点
まずい、非常にまずい。
久しぶりに友人の家へ遊びに行き、帰るのが遅くなってしまった。
五分や十分ならまだしも、一時間も。
別に酔っていた訳じゃないし、何か変なことをされた訳でもない。
ただ、自分が少し浮かれすぎていた。
門限までには帰ろうと思っていた。
ただ、久しぶりに行った友人の家が想像以上に楽しくて。
少し過ぎただけなら、奏斗も許してくれるだろう。そう思っていた。
少し過ぎただけなら、少し過ぎただけなら。
でも、時間が進むのは自分が思っていたよりも早く、気がつけば一時間が経過していた。
「やばっ、門限!」
「ごめん!俺帰る!」
《え、ちょ、雲雀?!》
友人の声など聞こえるはずも無く、家に向かって走っていた。
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家に着き、玄関の前で立ち止まる。
怖い。
でも、家に帰らない訳にも行かない。
ふーっ、と深呼吸をし、震える手でドアノブを捻って扉を開け、ゆっくりと家の中に入る。
玄関に奏斗の姿は無かった。
そのことに少しほっとして胸を撫で下ろす。
物音をなるべく立てないように、そーっとリビングの方へ向かう。
すると、ポンッと肩を叩かれた。
あ、終わった。
そう思いながらゆっくりと振り向くと、恐ろしくも美しい笑みを浮かべる奏斗が居た。
「ヒュッ、」
思わず喉の奥から声が出た。
感情が読めない、怖い。
奏斗は笑ったまま言った。
『とりあえず、言い訳は後で聞くから』
パシッと腕を掴まれ、寝室へ連れていかれる。
そして投げ捨てるようにベッドに押し倒された。
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奏斗視点
「ごめッ…ごめんッ、ごめんなさッ…」
なんで雲雀が泣いてんの、泣きたいのは僕の方なんだけど。
分かってないなぁ…ほんと。
『だ〜か〜ら〜…』
自分が思っていたよりも低い声が出た。
雲雀がビクッと震える。
「ッ…ごめッ、ごめんなさッ、」
『はぁ…謝っても無駄、今日は僕の気が済むまでお仕置だからね』
ゆっくりと顔を近づけると、キスをすると思ったのか、震えながらも雲雀は目を閉じた。
馬鹿だね雲雀、キスなんかしてあげないよ。
ふにっと雲雀の柔らかい唇に指を当てる。
「…え、?」
『言ったでしょ?お仕置だって』
『雲雀がちゃんと反省するまでキスしてあげない』
雲雀は目をうるうるさせ、今にも泣き出しそうな顔で「ごめんなさい」と何度も必死に謝ってくる。
本当は反省なんかしてないくせに。
だって雲雀、勃ってるもん。
こんな状況でも興奮してるんだね。
『本当は反省なんかしてないでしょ?』
『こんなに元気にさせちゃって、興奮してるんだ?』
僕は雲雀のモノを服越しにつつく。
するとピクッと肩を震わせ、だんだんと顔が赤くなる。
「や、ちがッ、///」
『いいよ、触ったげる』
でも忘れないでね、これは”お仕置”だから。
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今回もご覧いただきありがとうございました!
あともうちょっとだけ続きます。
短編集なのに短編じゃなくてすみません…
書き方迷走中なんでコロコロ変わるかもです。
また次回のお話も是非見ていってください!
それでは!
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