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「……もぉ、やだ……すち、むりぃ……っ、ぁあ……っ」
くしゃくしゃに泣きじゃくるみことの声が、部屋中に響いていた。
涙で潤んだ瞳はとろんと焦点を失い、唇は何度も喘ぎでふるえている。太腿の内側はとろとろに濡れて、ベッドシーツには無数の水音と絶頂の名残が滲んでいた。
それでも、すちの腰の動きは止まらない。
何度も何度も、奥を抉るように突き上げている。
「泣いても、やめないよ。……まだ、足りない」
低く喉を鳴らし、耳元に吐息を吹きかけながら、すちは自分を押し込めるように深く突いた。みことの中がまた、びくりと跳ねてすちを締めつける。
「んあっ……ぁ、やっ……っ、うう……んっ!」
「ねぇ、分かってるんでしょ? 泣いても、震えても、締めてくるのは……みこちゃんが欲しがってる証拠だよね」
「ちが……っ、違う……おれ、もう……ッ、イッたの、に……!」
「みこちゃんは何度イっても、俺の形でまたすぐに感じられるようになったの。……ちゃんと、俺専用に、作り替えちゃったね」
パンッ、パンッと肉を打つ音が続く。
快感の余韻も与えないまま、すちは連続で奥を突き上げ、同じ場所を執拗になぞる。
「あ、あ、あっ……! またっ、またイクっ……いやぁっ……!」
「いいよ。イって。何回でもイキなよ。壊れるまで俺だけで満たそうね」
みことはもはや返事もできない。涙を零しながら、小さく痙攣しては何度も絶頂を繰り返していた。
背中を抱え上げて、密着したまま体位を変えると、さらに深く、角度を変えてすちがみことの最奥を抉る。
「……っく、ヤバ……ほんとに、奥まで、全部、俺の形になってんの、わかる」
「う、ぅ……っ、ぅああ……やめてぇ……っ、でも、やだ……すちの、きもち、いいの……っ」
すちはそんなみことを見下ろして、軽く笑った。
「もう、みこと、俺無しじゃイケない身体になったね。泣きながら感じるとか、どんだけ可愛いの……」
「すちぃ……だいすき、だいすきだけど……こわれちゃう……っ、ほんとに……っ」
「壊れてもいいよ。どうせ、俺が全部責任取るんだから」
すちがみことを両腕で抱き締めながら、なおも突き上げたその瞬間――
みことは大きく背を反らせて、意識が飛ぶ寸前までまた絶頂に達した。
その後も、何度イっても、泣きながら許しを乞うても、すちは止まらなかった。
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「……っ、すち、もう……もうほんとに……っ、むり……」
みことはすちの腕の中で、声にならない声をあげながら小さく震えていた。
さらに何度も絶頂し、汗と涙と愛液で身体中がぐしゃぐしゃに濡れている。
でも、すちはその限界すらも抱きしめて、まだ奥を抉り続けていた。
「むり? そうやって泣いても、まだ奥は締めてるし、ほら……ここ、またぷくって膨らんできてるよ」
すちは自分が押し当てる場所を指で示すように、腰を打ち付ける角度を微妙に調整する。
「う、ああ……っ、あっ、そこっ……っ!」
がくがくと脚が震え、みことの爪がシーツを強く掴んだ。
膀胱の奥が熱くなって、快感とは違う――でも確かにそこに繋がっている何かが、腹の底で爆ぜそうに膨らんでいく。
「やばい、そこ、だめっ……なにか、くる……っ」
「分かってる。みこちゃん、それは潮吹く寸前だよ……かわいすぎ」
すちは下腹を押さえるように手を回し、突き上げと同時にみことの敏感な部位を擦り始めた。
「やぁっ、やだっ、そんなのっ……っ、でちゃう、でちゃうからっ!」
「いいよ。出して? 俺だけで、限界まで感じて、全部出して」
「ん、ひっ……っ、すち、すちぃ……っ、だめぇ、あ、あぁああああああっ――――っ!」
その瞬間、ビクンと大きく全身が跳ね上がり、みことの身体から熱い飛沫が弧を描いて噴き出した。
ぴしゃっ、とシーツを濡らす音。
とめどなく噴き出す透明な雫に、みことの理性は完全に飛んでいた。
「あぁ……で、ちゃった……すちのせいで……っ、おれ、こんな、……っ」
「……っ、くそ、可愛すぎて……マジで一生離さない」
すちはそのままみことを抱き締め、余すことなく最後の一突きを深く埋め込んだ。
果てた後、震えるみことを胸に抱き、シーツの濡れた部分をそっと撫でながら、すちは甘く囁いた。
「みこちゃんは、俺のものだよ。身体の中も、全部、俺の形になっちゃったね。……起きて、まだまだシようね」
「…ゃ…も、だめぇ……」
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