どーも!こんぺーとーです!
これで、完結かなー
⚠️注意⚠️
BL
死ネタ?
それでもいい方はどーぞ!
まあ、病室についたら案の定怒られた
光っている時は不安定だから、いつ倒れてもおかしくないって。ほんとすみません
イヌピー 「ココ」
ココ 「ん?」
イヌピー 「そろそろ三年経つね」
ココ 「…」
沈黙。今、言うタイミングじゃなかった?いや、いつかは言わなきゃだし。
イヌピー 「…ココ?」
ココ 「…っ」
泣いてた。
声もあげずに。肩も震えずに。
静かに泣いてた。
ココ 「…ごめん」
イヌピー 「落ち着いた?」
ココ 「俺より、イヌピーの方が辛いのに」
イヌピー 「え?」
そういえばそうだ。俺は死ぬんだ。ちゃんと考えたら恐くなる。死にたくない。まだ、おじいちゃんになるまでココといたい。
イヌピー 「…っ」
二人して泣いてた。すすり泣く声が病室に響いた
気付けば朝だった。ココは起きて、学校に行ったらしい。置き手紙にそうあった。
イヌピー 「先生…」
先生 「ん?」
イヌピー 「────買ってきてください」
ココ 「イヌピー、ただいま」
イヌピー 「おかえり」
こうして、またいつも通りの日々が続いた。スタバ行ったり、公園行ったり。色々なところでココはたくさん写真を撮る。ちょっと照れるからやめて欲しい
ある月の夜。俺は光った。いつもより光っていた。悟った。俺、死ぬんだって
イヌピー 「…ココ」
ココ 「大丈夫だよ」
イヌピー 「ありがとう」
イヌピー 「でも、もう…無理だ…と思…う」
だんだん苦しくなる。
ココ 「イヌピー、置いてかないで」
イヌピー 「ちゃんと聞いて」
イヌピー 「ココに渡したいものがあるんだ、」
ココ 「なに?」
イヌピー 「これ」
花だった。
イヌピー 「この花、一生あなたを忘れないっていう、花言葉なんだって」
ココ 「…うん」
イヌピー 「だから、この花が枯れるまでは俺を忘れないで」
ココ 「わかった」
二人とも涙でいっぱいで最後に目に遺そうと、ぼやける涙を拭って。笑顔で。
イヌピー 「また、来世で出会ったら」
イヌピー 「俺とまた、付き合ってください」
ココ 「もちろん」
そうして、静かに目を────
瞑った
葬式。奥に飾られる、今はもう亡きイヌピー。それを見るだけで俺は涙が溢れる。落ち着けと自分に言い聞かせて、中に入る。
眠るイヌピー。もう、一生目を覚ますことは無いんだ。
南無────
お経が始まる。線香が香る。
俺は一生分の涙を流した。今日が終われば、イヌピーは原型をとどめなくなるんだ。骨になってしまうんだ。俺は最後に何がしてあげられる?
ココ 「お願いがあるんですけど」
火葬場の人にそう伝える
ココ 「イヌピーの火葬、月の出る夜にやってくれませんか?」
発光病の人は燃やしたその煙も、月の光りで光るらしい。イヌピーは言ってた。どうせ死ぬなら綺麗に儚く死にたいって。だから、その願いだけでも叶えてあげたかった、
次の日。イヌピーの火葬が行われた。
確かに光っていた。あの煙の一粒一粒にイヌピーが溶けている、そう感じた。
ココ 「ありがとう、イヌピー…」
小さく呟いた。
────後日
久しく帰った自分のアパートの一部屋。
ココはイヌピーの写真を眺めながら、あの花を思い出した、
どさっ
花の入る、ビニール袋を置く。そして気付く
ココ 「…イヌピー、これ、造花じゃん…」
一生枯れること無い、造花をイヌピーは最後に俺に渡した。
ココ 「イヌピー、愛してる…」
1人の部屋に反響した。
どうよ?主は泣きながら書けたからOK笑
フォロワーさんが43人だって!みんな、なにを見てフォローしてくれてるんだろ…ジャンジャンコメントしてね!作品関係無くてもいいし!!
あのさ、相談なんだけど、別に好きでもなんでもない人にさ、急に寂しいってLINE来たら、めんどくさって思う?できたら、コメントお願いします!
じゃ、ばいびー!
コメント
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一回硝子と与謝野さんつれてくる
女の子なら思わん 男ならうっざてなる