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#鬼ごっこ
ゆりは
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# 第37話
✨「モチ、かくれんぼする」✨
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朝。
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食堂。
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潔「おはよー。」
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蜂楽「おはよ!」
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玲王「おはよう。」
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千切「珍しく一人だな。」
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潔「ん?」
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玲王の言葉で気づく。
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潔「……あれ?」
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いつもなら。
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てててて。
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と後ろを付いてくるはずのモチがいない。
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潔「モチ?」
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返事なし。
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蜂楽「寝てるんじゃない?」
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潔「かな。」
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最初は誰も気にしていなかった。
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しかし。
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昼。
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モチが現れない。
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潔「珍しいな。」
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千切「確かに。」
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乙夜「いつもならいるのに。」
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雪宮「どこ行ったんだ?」
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少しだけ不安になる。
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そして。
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夕方。
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まだ見つからない。
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潔「……。」
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蜂楽「大丈夫かな。」
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凪「探す?」
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その一言で。
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ブルーロック総出のモチ捜索開始。
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潔「大袈裟じゃないか?」
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玲王「大袈裟じゃない。」
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千切「家族みたいなもんだろ。」
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潔「家族。」
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なんだか少し嬉しい。
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そして。
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捜索開始から30分。
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蜂楽。
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「モチーー!!」
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玲王。
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「おやつあるぞー!」
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士道。
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「モチ〜♡」
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凛。
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「うるさい。」
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全然見つからない。
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潔も施設中を探す。
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練習場。
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いない。
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休憩室。
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いない。
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中庭。
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いない。
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潔「どこ行ったんだよ……。」
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少しだけ心配になる。
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その時。
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「にゃ。」
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小さな声。
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潔「!」
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聞き覚えのある声。
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声のする方へ向かう。
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倉庫の裏。
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そこに。
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モチ。
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「にゃー。」
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潔「モチ!!」
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モチが嬉しそうに駆け寄る。
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でも。
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その後ろ。
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潔「……あれ?」
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小さな段ボール。
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中には。
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子猫が三匹。
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全員。
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「えぇぇぇぇぇぇ!?」
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蜂楽絶叫。
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玲王固まる。
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千切目を丸くする。
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凪覚醒。
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士道大興奮。
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凛ですら驚いていた。
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潔「子猫……?」
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モチ。
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「にゃ。」
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得意げ。
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どうやら。
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迷子の子猫たちを見つけて。
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ずっと一緒にいてあげていたらしい。
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蜂楽「モチ優しい……。」
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雪宮「いい猫だな。」
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乙夜「完全に保護者だ。」
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潔はしゃがみ込む。
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すると。
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子猫たち。
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てちてち。
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近づいてくる。
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潔「うわ。」
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一匹。
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ぽすっ。
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膝へ。
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二匹目。
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ぽすっ。
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三匹目。
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ぽすっ。
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全員。
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「増えた。」
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潔「増えた。」
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モチ。
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どやぁ。
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まるで。
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『褒めて。』
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と言っているみたいだった。
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潔は笑う。
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そして。
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モチの頭を撫でた。
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潔「よく見つけたな。」
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モチ。
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ごろごろごろ。
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超上機嫌。
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その日。
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モチはみんなから。
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✨『ちびっこ保護隊長』✨
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という新しいあだ名を付けられた。
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もちろん。
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モチは意味を分かっていない。
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でも。
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なんだか誇らしげだった。
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【次回】
✨「子猫たちのお世話係」✨
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モチが連れてきた子猫たちのお世話をすることに!
でも子猫たちも潔に懐いてしまい……!?🐱💙
コメント
1件
第37話、読み終わりました〜! モチがいなくなってからのブルーロック総出の捜索、各キャラの反応がちゃんと個性出てて面白かったです。特に「家族みたいなもんだろ」の千切のセリフ、じんわりきましたね。そしてまさかの子猫3匹保護…! モチの「どやぁ」が目に浮かぶようで、思わず頬が緩みました。次回の子猫たちのお世話、どうなるのか気になります〜!