十五時二八分
雨の降る道を、傘も差さずに歩く。
幸いなのだろうか。雨は小ぶりで、肌寒いと感じるくらいだった。
「〜〜…〜〜〜〜…♪」
自分でも驚くような力のない声で大好きな歌を口ずさむ。
自分の活動に悩んでいる。
誰に喜んでもらえているのか。
もしかして、「好き」なんて言葉は嘘なのだろうか。
誰かの迷惑になっていないか。
自分がやめても、大好きな子達の生活に変わりはないだろう。
起きて、ご飯を食べて。
スマホを開いて通知の確認。
コメントやハートをして、閉じる。
そして、他の人を見に行く。
自分一人居なくなったところで然程変わらないだろう。
あぁ、雨が強くなってきた。
違うね。
この雨は。
この雨が濡らすのは自分のことだけだ。
悩めば悩むほど、心が痛くなって、辞めたくなって。逃げたくなる。
暗い暗い雨が自分を刺していく。
嗚呼…逃げてしまおうか。
いっそのこと、全部放り出して。
逃げてしまおうか。
そんなことを考えても、「何か挨拶していかなきゃ」だとか。
そんなことばっかり考えているからやめられないんだ。
喜んでもらえてるのかもわからないのに。
「好き」に甘えて、続けてしまう。
[活動休止]
嫌だった。
けど、けど。
期待してしまうんだ。
誰かが自分を必要として、自分がいなくなったら嫌だ、なんて言ってくれるんじゃないかと。
そんなわけないよね。
十五時四九分
か|
かつと|
活動|
活動きゅ|
活動休止|
インターネットに四文字を送り込む
皆はなんて返してくれるだろう。
「待ってます!」かな
「無理しないで休んでください!」かな。
あー…いやだな
もう、「 」ごと消してしまおうか。
違う垢での活動をスタートさせてやろうか。
…なんちゃって。
無理して探してくれる子が報われないね。
次晴れるのはいつだろうな。
もし、もしも、晴れる日が来るなら。
君と見てみたい。
コメント
4件
発狂案件ですなウォォォォ\( ᐛ )/ォォォォ((やめろ なんかもう…表現の仕方とかノベルの使い方とか…うますぎて蒸発しそうです 三( ε: )三('ω')三( :3 )三(.ω.)三( ε: )三('ω')三 (:3 )三三💨((やめろ言うとんねん、
NOcp、コメント返信できないと思われます。申し訳ございません。