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樹と北斗がしんどくなってから5年。月に1回病院に行っているのだが治る気配もなし。今週1週間体調が良かった。
北斗「最近体調いいね」
樹「だね」
北斗「久しぶりに、下行く?」
樹「だね」
ガチャ
ガチャ
ジェシー「北斗!」
慎太郎「樹!」
北斗「ごめんね。心配させて」
ジェシー「でも、まだ体調良くないでしょ」
樹「最近大丈夫なんだよね」
慎太郎「よかった」
北斗「ジェシーと慎太郎は幼稚園ではどうしてんの?」
ジェシー「僕達もう、小学生!!」
樹「そっか」
優吾「あ。樹、北斗」
ジェシー「樹と北斗は、何年生?」
北斗「もう。中学校だね」
樹「そうだね」
樹「うっ。バタン」
北斗「樹!うっ。バタン」
ジェシー「樹!北斗!慎太郎!お兄ちゃんたち呼んで」
慎太郎「え。あ。分かった」
慎太郎「きょも兄!ゆご兄!」
きょもゆご「どうしたの?」
慎太郎「樹と北斗が!」
きょも「救急車!」
優吾「うん」
ピーポピーポ
きょも「2人乗せれます?」
救急員「はい」
救急員「この2人の関係は?」
優吾「双子です」
救急員「病気などは?」
優吾「○○○○○です」
もう、病気名はつけられていた。
救急員「分かりました」
ピーポーピーポー
病院
医師「優吾さん来てください」
優吾「はい。先行っといて」
優吾「なんですか?」
医師「北斗さんと樹さんには言ってあります。余命宣告」
優吾「えっ」
医師「樹さんのほうが、重症化してる可能性が高いです」
優吾「はい」
医師「樹さんが余命2年北斗さんが余命2年半」
優吾「その余命で4んでしまうのですか?」
医師「もしかしたら、この2年よりも早いかもしれないし遅いかもしれないです」
優吾「そうですか」
医師「今、4ぬかもしれないしわからないです」
優吾「ありがとうございました」
ほくじゅりの部屋
優吾「他のみんな帰ってて」
大我「車で待ってる」
優吾「余命宣告されてたの?」
樹「うん」
北斗「うん」
優吾「何で言ってくれなかったの?」
北斗「ゆご兄に言ったら心配されるから、きょも兄に言った」
優吾「きょもが内緒にするなんて」
樹「言わなきゃいけなかった?俺と北斗の事情でしょ」
優吾「そうだけど」
樹「小さいときから思ってた。ゆご兄には絶対に言わなきゃいけないって」
優吾「そうだったの」
北斗「だから、しんどいことも全てゆご兄にだけしか相談してこなかった。でももう大人になってきたからもういいやって思ったの」
優吾「そうだったの。ごめんね」