この作品はいかがでしたか?
123
この作品はいかがでしたか?
123
今日は学校をズル休みし、誰にもみられないように神社へ入る
春「うし、誰も着いてきてねぇな」
見渡してホッと息を吹き、前を見ると灰谷がいた
春「ゔぉッ… 」
春「びっくりした、」
灰谷「おはよ、学校、いいの?」
春「今日は休んだ、掃除終わらせて勉強させるからな、お前らに」
そう言うと一緒にいられるのが嬉しいのか灰谷はハグしようとする、
春「メッ」
それを俺は注意する
灰谷「…」
注意すると意外と言うことは聞く、顔は…うん、案の定拗ねているが…
春「…よし、とりま草刈りだな、灰谷は草触れるか?てか俺触れてんならいけんだろ?」
手袋、マスクを着用し、鎌を持って話しかける
俺が怖いのだろうか、灰谷はお互いの体に抱きつきながら横に首を振る。
てか失礼なやつだなッッ
春「…チッ…ほかの妖怪とか怖いやつら見た事ねぇのかよ…」
そう言いながら黙々と草を切って集めていく
数時間経って日差しが直で俺に当たる
春「ぁ、つ”ぃ」
汗がポタポタと落ち、日焼けするかも、という恐れを持ちながら草を刈っていくと、
何やら灰谷がウロウロとしていた。まぁ俺は気にせず草を刈っていたがな
それから数分が経ち、目眩がしてくる、まぁそりゃそうだ、ろくに水分も取ってないからな
俺はフワフワした状態でその場に座り込み、ゼェゼェと息を吐く
そうしているとさっきまでウロウロしてた灰谷が後ろに居て、タオルを首に巻いてきた。
しかも冷たいもの
春「ッ〜…サンキュ〜…」
体も触られないようにしてくれていたので、とりあえず礼を言う
続いて弟の方が水を持ってくる、お寺の横にある水道から入れてきたのだろうか、ぬるい
だが助けてもらったのは間違いないので、文句なんて言わないし、言いたくもない
春「んっ、ぷはぁ、…ありがとうな」
春「あ、なぁお前らデケェだろ?陰作ってくんね?」
暑いので陰になってくれと言うと
灰谷「それより涼しくなる方法あるよ?」
こう答えてきた
涼しくなる方法、まぁ気になるし、
とじゃぁその方法やってとお願いをする
そうすると周りが暗くなっていく
春「ぁ…?」
空を見上げると雲が出来ていて、その雲は太陽を隠すように覆っていた
流石は元神、そこら辺はできんだな、と感心していた
灰谷「涼しい?」
春「嗚呼、涼しい…だけどまだ暑いな、風もないし、」
そう答えると灰谷は羽根を広げる
春「ぇ、ちょ、羽デカ、じゃなくて、何しようとしてんだ?」
灰谷「?風、春に送るの」
そういいちょうどいい加減で羽根をバサバサとあおぐ
春「ん、…涼しい、…お前ら天才かよ…」
そう言うと嬉しいのか2人ともニコニコだった
春「…」
癒されるな、と思いながら草刈りを再開した
草刈りをして5時間後、やっとの思いで終わった
春「お前らも手伝ってくれてありがとな、おかげで熱中症にならずに済んだわ」
とお礼をすると灰谷は何やらムズムズし始め、チラチラとこちらを見る
察した俺は灰谷の頭を撫でる
触っちゃいけないお約束は?って思ったヤツいただろ、俺から触ってるからいいんだよ、それに俺からコイツらに触っちゃダメなんて命令は下してもねぇからな
ま、俺は褒めながら頭を撫でた。
そうすると灰谷はホワホワした顔になり、身体をゆらゆらと揺らす。
可愛い、まじ癒し
春「さて、勉強の時間だ!」
頭から手を離し2人に伝える
灰谷「…ぅい」
なんでそんなやる気ないんだただの愛し方講座だぞ
と思いながら俺は2人に勉強をさせる
どっから出したか分からんがメモにひたすら書いていたのは目の保養になったな
春「で、最後は好きな人にだけ好きとか愛してるとか言うんだぞ」
灰谷「はぁーい」
春「うい、今日はこれでおしまい、明日もあるからな、色んな形の愛し方があるからな、束縛以外を教えてやる」
灰谷「コク」
こんな感じで今日は終わり、
明日は神社の中のお寺の中やら倉庫やらを掃除しながら勉強させるか〜
と考えながら夜の12時に俺は灰谷に手を振り家に帰った
はい、どうでしたかな、!?
感想くれめんすッ
♡100で続きやるぜ!
では、次の物語で会いましょう、
バイバイ〜
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!