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これ神か……、 いつまでも応援してます
(次の日)
Nk「これでようやく幸せになれる…よね」
僕はようやく人生に休止符を打とうと思います
もう笑顔の仮面を被るのに疲れました
虐められるのも疲れました
なのでここから飛び降りようと思います
Nk「さよなら。」
意を決して飛び降りようと思った時、
屋上のドアが開いた
Nk「ビクッ 」
屋上に響く大好きな彼の焦る声
Br「なにやってんのッッ…?nakamu…、こっちきてよ…」
ざわざわと後ろから大好きだった友人、
大嫌いな悪元がくる
あぁ、邪魔が増えた
あぁ、また邪魔された
Nk「うるさいなぁ、、ほっといてよ。」
これは君の為でもあるんだから
僕がいなくなればブルークはちゃんと普通の恋をできるはずでしょ?
僕がいるからブルークは女性を好きになれなかった
だから僕がいなくなればいい
Nk「みんなにとって僕は邪魔者で消えて欲しい存在なんでしょ?僕が消えればみんなは幸せなんでしょ?」
僕はみんなの目を見ようとしなかった
目を見たらきっと戻ってしまう、連れ戻されてしまうから
悪元「あぁそうだよ!お前は消えるべき存在、お前が消えれば世界中のヤツらがよろこぶさ」
悪元はそう言った
だから僕は笑いこういった
Nk「そうだよね。知ってた。言ってくれてありがとう」
Br「ーーーーッッ!!」
Kr「ーーーーーー!!」
Kn「ーーーッッ、!」
Sm「ーーーーー!!」
Sha「ーー!!」
みんなが何かを言ってる
僕の耳にその言葉は届かない
最期に僕はにっこりと偽りなく笑い、大粒の涙を流し振り向いた
Nk「幸せになってね」
そういい宙を舞うように飛び降りた__
地面につくと同時に衝撃的な痛みが全身に走る
それでもみんなの為だから最期の最期まで笑った
大好きな彼へ
想いが届くように
大好きだった彼らに
幸せを願うように
彼が……
後をついてこないように…
同じ墓に入ろうとしないように……
精一杯の笑顔をみせた
頑張って最後の力をふりしぼりそっと目を開ける
最期に視界に写ったのは宙を舞う茶色いふわっとした彼の姿と彼の涙だった。
あぁ、なんでついてくるんだ
彼は僕の元へより手を握った
ほんの僅かな彼の温もりを感じながら
僕は目を閉じ
息を途絶えた