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仁人side
太智「もう、諦めーや」
俺の1日は幼なじみであるコイツ塩﨑太智のこの一言から始まる。
仁人「はぁ!? 諦めないし! こっちは落ち込んでんだから、ちょっとは慰めろよ!!」
太智「慰めへんよ! もうさ、勇斗がお前に気ぃないのは分かりきっとるやろ」
そう、俺は校内一のイケメンで人気者、佐野勇斗が好きだ。
好きになったきっかけは、入学式。
新入生代表として壇上に立つ勇斗の姿を見て、一瞬で心を奪われた。
運よく1年生のときは同じクラスになり、2年生のクラス替えでも、まさかの同じクラス。
こんなの、運命としか思えないだろ?
……まあ、肝心の勇斗がどう思ってるかは別の話だけど。
そんなこんなで、勇斗にアプローチし始めて、もう2年目になる。
それなのに、未だに進展はほとんどなし。
太智からすればさっさと諦めてほしいんだろうけどこっちだって簡単に諦められるなら苦労してない。
仁人「勇斗に気がないのは分かってるけど、諦めたくねーの! そんなに言うなら、太智がなんか作戦考えて! それでもダメなら諦めるわ!」
ここまで言えば、さすがの太智も何も言えないだろ。
……なんて思っていた俺が甘かった。
太智「ええよ! 考えたるわ!」
仁人「……は?」
即答だった。
いや、ちょっと待て。
普通こういうときって、「いや、もう諦めろや」って呆れるところじゃないの?
まさか、ほんまに乗ってくるとは思わなかった。
そうだった。
コイツは、煽れば煽るほどノってくる男だった……。
モバ充
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コメント
2件
最近忙しくてあんまし見れてなくて久々によすさんの作品見たんですけどやっぱりとっても面白くて大好きです💖 続き楽しみにしてます頑張ってください💞
うわ、めっちゃわかるわこの感じ!幼なじみの太智、煽るとノってくるタイプなのな。仁人がまさか即答で作戦考えてくれるとは思ってなかったってとこ、クスってなったわ。勇斗へのアプローチ2年目で進展なしってのもリアルな青春の壁って感じで続き気になる。このテンポの良い掛け合い、めっちゃ好みだわ🔥