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#さのじん
#snjn
のりもちさん
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仁人side
作戦を考えるから少し待ってろと太智に言われて早1週間。
その間も俺はいつも通り勇斗にアプローチを続けていた。
仁人「あ! 勇斗一緒に学校行こ!」
朝、俺はたまたまを装って勇斗と同じ時間帯の電車に乗る。
……もちろん、たまたまなんかじゃない。
勇斗に会うためにいつもより早く家を出てるのだ。
勇斗「あー、このあと友達来るからごめん」
仁人「そっか! じゃあ、またあとでな!」
今日も断られた……。
でも、諦めないぞ!
俺、チェスト!!
……よし、次はお昼だ!
仁人「勇斗! お昼一緒に食べよ!」
勇斗「ごめん、俺友達と食うから! じゃあな!」
仁人「……」
あっという間に去っていく勇斗の背中を見つめる。
……はぁ、やっぱ今日もダメか。
1年生のときから今まで何度も勇斗を誘ってきた。
それなのに、俺の誘いに乗ってくれたことはまだ一度もない。
そんなことを考えながらとぼとぼと自分の席に戻る。
お弁当を広げひとり寂しく食べ始めたそのとき。
どこかに行っていた太智が戻ってきて俺の隣にドカッと座った。
そして、自分のお弁当を机に置くなり何やら得意げな顔で口を開いた。
太智「作戦思いついたで! 名付けて……」
一瞬の間を置いて太智は自信満々に言い放った。
太智「『押してダメなら引いてみろ作戦』や!」
仁人「……は?」
……引く?
押すんじゃなくて?
今まであんなに頑張ってアプローチしてきたのにここで引けって!?
いやいや、無理無理!
勇斗に会えないだけでも寂しいのに話しかけることすら我慢しろってこと!?
そんなの、勇斗不足で死んじゃう!!
仁人「無理無理! 絶対やだ!」
太智「ええから! まずはやってみ!」
仁人「えー……」
太智の圧に負け俺はしぶしぶ頷いた。
仁人「……わかった」
はぁ……。
俺、本当にできるかな。
コメント
1件
第2話読んだよ〜!仁人の一途さが切なくてかわいいな…。毎朝わざと早起きしてまで勇斗に会いに行ってるのに毎回断られるとか、心がギュッとなるわ。で、太智の「押してダメなら引いてみろ作戦」には笑ったw でも「勇斗不足で死んじゃう!」って仁人の叫び、めっちゃわかる…!次、本当に引けるのか心配だけど気になる!続き楽しみにしてる🔥