「あ、花月ちゃんおかえり。」
「た、ただいま……。」
「あれ?桃瀬くんと緑川くんは?」
「なんか2人で話があるからって……。」
「ふーん…そっか…。それより衣装モデルはどうだった?可愛い衣装だった?」
「うん。いろいろなメイド服を着させてもらえたよ。」
「そうかそうか、それならよかったよ。花月が楽しかったなら安心した。」
「あれ?劉磨さんは?」
「赤羽くんならあそこで現実逃避してる。ミスターコンの実行委員会の人たちが乗り気になっちゃって、断る間もなく推薦枠での参加が決定したからね。」
「私たちは内装デザイン班の手伝いにでも行こうか。」
「うん。」
「皆―、どれくらい進んでる?」
「奏くんお帰り。メニュー開発班はひとまず候補のメニューをいくつかに絞って、明日買い出しに行くってことで今日は解散。衣装デザイン班……って言っても私とあずさだけだけど、問題なさそうだったから今日は終わりかな。これから花月ちゃんとあずさと一緒に内装デザイン班の手伝いに行くところだよ。」
「そう。じゃあ僕たちも行こうかな。男手必要だろうし。」
「赤羽くんも行くよー。」
「俺はミスターコン……俺はミスターコン……。」
「あれは重症だね。」
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